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サンプルメール
運のいい人になりたい!! ~ その1 運の正体はなんだろう
5月19日 月曜日
今週は運をテーマにしましょう。まず、「運」はなんだろう、と思いますよね? まず、運を定義しましょう。運について、辞書を引くとこのように書かれています。
うん【運】
1 人の身の上にめぐりくる幸・不幸を支配する、人間の意志を超越したはたらき。天命。運命。「―が悪い」
2 よいめぐりあわせ。幸運。「―が向いてくる」「―がない」
出所 : デジタル大辞泉
つまり、何か私たちに起きたことについて、その結果がいいときには幸運と呼び、悪いときに不運と呼び、そして、基本的に私たちはその「運」についてはコントロールがなかなか及ばない、と考えるわけです。
一方、私たち一人一人を見ると、明らかに、人によって運がいい人と、悪い人がいるような気がします。実際、私が大好きな心理学者、リチャード・ワイズマン博士もせっせと運の研究をしていて、そのスコアをつけると、明らかに運がいい人と悪い人がいる言うことは認めています。
では、ここからが今週の課題です。一見、コントロールできないような運について、コントロールする方法はあるのでしょうか?
私はそのキーワードは「利他性」だと考えています。
自分が何かをしようとしたいと思っているとき、あるいは自分からなにか他の人に貢献したいと思っているときに、互いに絡み合い、助け合う力です。
日本でも、京都大学の藤井聡先生が運の社会性についての研究をして、同じような結論に至っています。
解明! 運がない人は、なぜ運がないのか:PRESIDENT Online - プレジデント
http://president.jp/articles/-/8829
この記事の中で、特に注目したいのが、やはり「利己的な人」と「利他的な人」の運気の違いです。です。結局、私たちは群れで助け合うことに長けているため、そのことを助ける人たちを見分けて、その人たちとつながろうとします。そのため、利己的に振る舞う人を、初対面でも見抜く能力があり、変な言い方ですか
「自分にとって害をなさないか、できれば、得になる人」
を選んで、いっしょに行動しようとするわけです。ちょっとここで不思議なのは、自分のことだけを考える人は運が悪いのに、他人のことを考えてくれる人を大事にするのは、結局、最終的には自分のことも大事にしてくれるから、という利己的な理由だということです。
よく私が、「GIVEの5乗は実は究極の利己発想」と思うのはそういうことですね。とにかく、機会があればなるべく人に貢献しておいた方が、いつかどこかで返ってきて、まさしく、
「運が良く」
なるから、やっておくに超したことはない、ということになります。
初日の今日は、運の正体については
「私たちの思考や行動の選択の結果として、よりよい結果を生み出すような流れ」
と定義したいと思います。
そして、そのよりよい結果を生み出すためには、他の人と協力し合うことが必要であり、かつ、そのキーワードは
「利他性=究極の利己性」
といえるのではないでしょうか?
明日は、リチャード・ワイズマン博士の研究について、いっしょにレビューしていきたいと思います。利他性とはまた違った切り口でおもしろいです。
初日の課題は
「あなたは運がいい人になりたいと思っていますか? もしそうなら、そのためにどのような努力をしていますか」
です。
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運のいい人になりたい!! ~ その2 リチャード・ワイズマン博士の運のいい人の4つの法則
5月20日 火曜日
昨日は、運は利他性、すなわち、究極の利己性から生まれるという説明をしました。
今日は、昨日の予告通り、リチャード・ワイズマン博士の運の研究をおさらいしたいと思います。
氏の運に関する著作は以下が手に入りやすいと思います。
Amazon.co.jp: 運のいい人の法則 (角川文庫): リチャード・ワイズマン博士, 矢羽野 薫: 本http://www.amazon.co.jp/%E9%81%8B%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%8D%9A%E5%A3%AB/dp/4042982255
しかも、こちらのレビューを探していたら、なんと、勝間塾の立花さんがしっかりとレビューを書かれていました。
今日からできる! あなたを「強運」に変える思考・行動 4つの鉄則!! 書評「運のいい人、悪い人」 by リチャード・ワイズマン | No Second Life
http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/16081
実は、私はこの本、旧版の頃からかなり熟読していたのですが、著者の研究成果はまとめると
「運とは特定の行動習慣や考え方の特徴の結果である」
ということなのです。具体的には、以下の4つを守れるかどうか、です。
法則1. チャンスを最大限に広げる
運のいい人は偶然のチャンスをつくりだし、チャンスの存在に気づき、チャンスに基づいて行動する
法則2. 虫の知らせを聞き逃さない
運のいい人は直感と本能を信じて正しい決断をする
法則3. 幸運を期待する
運のいい人は将来に対する期待が夢や目標の実現をうながす
法則4. 不運を幸運に変える
運のいい人は不運を幸運に変えることができる
こちらに、2004年にこの本の初版が出たときに角川が作ったテストがありますので、ぜひやってみてください。
|| 運のいい人、悪い人 || 運を鍛える四つの法則 著:リチャード・ワイズマン博士
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200401-04/
こちらで、あなたの4つの法則に関する運指数がわかります。
私は、法則2だけが「普通」で、あとは「高い」なのですが、だからこそ、よりよくするためには「直感を鍛えよう」と思うわけです。
特に、これまで確かに不運になったときは
「やばいなぁ」
と思ったときに、それでもまぁ、いいか、と自分をごまかして、そこからの撤退が遅れたときでした。なので、最近は
「これはやばいかも」
とわりと早めに気づいたときには、早め、早めにその仕事や人間関係から撤退するようにしています。また、初対面に近い人でも、この人はいける、と直感的に思ったら、しっかりと関わる、そんな繰り返しです。
法則1と法則2は昨日の利他性に絡むのですが、法則1については、やはり利他の人の方が、チャンスが広がりやすいし、利他性についてアンテナが高い人は、直感的にチャンスを判断する力があるのです。
いずれにしても、この法則4つをいつも意識して、その価値観に基づいた行動や判断を習慣化するだけで、必ず運のいい人になれますので、やってみてください。
2日目の課題は
「この本が手元にある人は読み直し、ない人は、買うか、少なくとも立花さんのレビューを読むこと。そして、角川のテストを受けてみて、自分の弱点を知って、補う場所を探すこと」
です。
明日は、運をよくするための「つながり」について考えていきたいと思います。
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運のいい人になりたい!! ~ その3 運のいい人のそばにいよう
5月21日 水曜日
運が良くなる方法、3日目です。努力で運を良くする、という切り口が新鮮だ、というコメントをコミュでいただいて、ちょっとうれしいです。私のイメージでは、将来事象というのは確率分布なのでなるべく、その確率が自分や周りにとって、よりよくなる方向に行動する習慣、ということを考えています。
例えば、暴飲暴食をしても健康に被害が出ない人もいるし、節制しても病気になる人はなります。しかし、前者と後者ではその「確率」が違うわけです。だから、結果を良くする、運を良くするためには、やはり「運を良くするような食生活」をした方がいいのではないか、というイメージです。
そういうわけでちょうど、リチャードワイズマンのテストで意外とチャンスの法則の1の
「チャンスを最大限に拡げる」
について、得点が普通の人が多かったようですが、実は私これ、昔から4つの法則の中で、これが一番鍵ではないかと思っています。
何回か課題図書としている
「つながり ~ 社会的ネットワークの驚くべき力」
はまさしく、そのことをイメージしたテーマなのですが、ちょうどコミュでも話題になっていた
『科学がつきとめた「運のいい人」』
の著者の中野信子さん、いま、私かなり仲が良くて、何回もいっしょに出かけたり、いろいろとfacebookで日々やり取りをしていますが、そのきっかけは、ほんと、ATMで列に並んだに近い
「たまたま、Qさまという収録番組で隣の席に座っていた」
というそれだけです。だから、中野さんがどんな人かまったく知りませんでしたけれども、でも、とにかく話をしてみて、おもしろそうだったらすぐにお友だちになって、というその繰り返しが運を良くするわけですね。
そして、こういった人とのつながりの中でもうひとつイメージしているのは
「運がいい人は運がいい人同士、運が悪い人は運が悪い人同士で集まる傾向がある」
ということなのです。
ちょうど、利他性の話を初日にしましたが、私たちは人の利他性を見分ける力があります。同時に、その人がある意味、
「運がいい人か、運が悪い人か」
見分ける力があるわけです。そして、そういうことに敏感な人は、運が悪い人、正確には、運が悪くなるような行動をする人とは、なるべくつき合わないようになり、運が良くなる行動を継続的に行う人とは、いつも一緒にいることを好むようになります。
運が悪い人の特徴というのは、やはり、人間関係が
GIVE&TAKE
だということです。私がこれをしてあげたのだから、あなたからこれをして欲しい、という感じがすごーーーーく、透けて見えるので疲れるわけでね。一方、運がいい人は
GIVEの5乗
なので、そういう感じがまったくしない。何をしてくれても、平たくいうと
「恩着せがましくない」
わけです。そして、運がいい人に対しては、同じように運がいい人と、逆にその運がいい人から搾取をしようと思う人の両方が近づいていきますが、搾取をする人は、ある程度搾取が終わって、そろそろその人から搾れるものがないなと思うと自然に遠ざかっていきますので、1-2年の単位では側にいたとしても、5-10年単位ではいなくなっていることが多いです。運がいい側だって、搾取されていることは気づきますから、ちょっとずつ遠ざかりますからね。
そして、運がいい人のそばにいると、知らず知らずに運がいい人の行動様式が移ってきますから、そこでまた、自分も運がよくなるという繰り返しです。
私にとって、一番の運をもたらせてくれた人の筆頭は、なんと言っても、出版社ディスカヴァー21の社長の干場弓子さんです。私の書かない本、売れない本に何年も何冊もつきあい、とういうベストセラーまでこぎ着けました。
さらにうれしかったのが、干場さんがこう言ってくれたことです。
「勝間さんにとって、私が幸運の女神かと思ったけれども、実際に売れたあとは実は逆だったことに気づいた。勝間さんの本が売れたことで、ディスカヴァー21の本を扱ってくれる書店が格段に増えたので勝間さんこそが、私にとっての幸運の女神だったのだ」と。
今でも、なんか、この文章を書くとじわーーーっと涙が出てきそうになるのですが、そう、運は運のいい人同士で互いに高め合って、増やすことが出来るのです。
勝間塾も、サポメも、そのような形で、運がいい人が集う場所にしたいといつも願っています。
運のいい人たちでいっしょに時間を過ごしましょう。
3日目の課題は
「あなたは、なるべく運がいい人といっしょに時間を過ごす努力をしていますか?」
です。
ちょうど、先ほど勝間塾の月例会と、そのあとのオフ会が終わったばかりです。運がいいみなさんと時間が過ごせることを、心から感謝します!!
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運のいい人になりたい!! ~ その4 自分でコントロール出来ないことに運を考えない
5月22日 木曜日
4日目です。運というと、ついつい、宝くじに当たるかも、みたいなことを考えてしまいますが、リチャードワイズマンの著作の中で、実はこちらも出てきます。例の幸運度スコアが高い人と、低い人、どちらにも宝くじを買ってもらいました。
さて、結果はどうだったでしょう。やはり、幸運度が高い人が当たったでしょうか?
もちろん答えは「NO」です。どちらのスコアも当たる確率は同じ、でした。まぁ、考えてみれば当たり前です。私たちは宝くじの数字をコントロール出来ないのですから。
大事なことは、
「自分が影響を及ぼせる範囲にだけ、運を考える」
「自分が影響を及ぼせない範囲には、運は確率分布と思う」
ということだと私は考えています。
後者はどういう意味かというと、例えば、同じ賭け事をするのにも、公営ギャンブルはだんだん減ってきてしまいますが、株式投資はだんだん増えていきます。それはなぜかというと、前者はマイナスサム、後者は配当や企業成長などがあるため、プラスサムだからです。
よく、宝くじを買って、しかも、ほんのわずかに数字が違って、それをまるで自分の手柄のようにいいたてて、「おしかったんだよーーーー」と自慢する人がいますが、残念ながら、それは間違った努力であり、間違った自慢なのです。
もちろん、買わない宝くじは当たりませんが、買った宝くじは確率的には常に「半額」になってしまいます。それだったら、宝くじを買うお金を投資信託などで積み立てた方が、確実に増えます。
典型的な運が悪い人というのはどういう人かというと、私のイメージでは
「自分がコントロール出来ないところまで、運だよりにしてしまって、それで失敗する」
というイメージなのです。
例えば、起業するときに、フランチャイズを選ぶ人がけっこういますが、私は個人的にはフランチャイズの加盟店になることは賛成していません。なぜなら、フランチャイズの儲かる範囲でしか儲からないし、しかも、自分がコントール出来る品揃えとか値幅とかに限りがあるからです。
私たちが選べない運の1つに「生まれ育った家」「生んでくれた両親」というのがあります。しかし、これこそ、いい両親の元に生まれたから運がいいとは限らないし、逆もまたしかり、なのです。あまりにも恵まれすぎていると、どうしても受け身的に育ってしまうため、よく二代目とか三代目の創業一族の人たちが苦労しているのは、そういうことではないかと思います。
また、市場に何かを売り出したときに、いい製品・サービスを作るところまでは私たちは全力で出来ますが、それが売れるかどうかは
「相手が欲しいかどうか」
だけです。そして、相手が欲しいかどうかについては、残念ながら私たちはまったーーーーく、コントロール出来ません。そして、売れない人に限って
「消費者がわかってくれない」
「お客はバカだ」
みたいな表現を使いがちですが、それはまったく違うわけです。それよりは、まず、これから出そうとするものがどのくらいの確率で受け入れられるのか、自分の成功確率を予想し、そこでうまくいった場合、いかなかった場合のシナリオをあらかじめ立てておいて、そこで対処する、それだけです。
運が生きてくるのは、その「対処方法」が適切かどうか、だけです。ほとんどの創業者は1発目の事業から売れているわけではありません。何回も、何回も、やり直して、失敗して、チャレンジして、最後に「運」をつかんでいるのです。
本人たちは市場を変えようとはしませんでした。自分が出す製品・サービスに工夫を加え続け、業種を変えたり、内容を変えたりし続けたのです。
私たちは、自分の影響の及ぶ範囲外のことはコントロール出来ないけれども、その結果に対してどのように考えるか、対応するかはコントロール出来る、そして、その後者の行動こそが、次の運を決めると理解してください。
4日目の課題は
「あなたは、自分がコントロール出来ない『運』については手放す習慣がありますか」
です。
例えば、宝くじを買うお金で、自分の問題解決を教えてくれている本を買ったり、セミナーに出席したりすることが出来ます。そちらのほうが、よほど、自分の運が良くなる確率が高くなると思いませんか? さらに言ってしまうと、そういうものも「ヒント」は教えてくれますが、決して「答え」は教えてくれませんので、そこで自分で考えて、考えて、考えて、運をつかむのが、運がいい人なのです。
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運のいい人になりたい!! ~ その5 相手の『値踏み』をしない
5月23日 金曜日
運のいい人の特徴はチャンスを見逃さない、ということがありますが、その一つの理由として
「相手によってあからさまに態度を変えない」
「誰に対しても、中立的に振る舞う」
というのがあると思います。
どうしても、私たちは知らず知らずに相手が自分にとって「役に立つか、たたないか」というプレジャッジを行ってしまい(そういう能力があります)、それにしたがって、自分にとってよさげな人には親切に、そうでない人には冷淡に行動してしまう癖があります。
しかし、このプレジャッジはある程度は正確ですが、ものすごく正確なわけではありません。しかも、私たちは相手が自分を「公平」に扱っていない、ということに気づくと、相手への心証が著しく悪くなりますので、相手に対して何か貢献しようという気持ちがなくなってしまいます。
私の趣味の一発屋と定番の人の違い観察の一つとして、やはり、一発屋系の人は、たまたまの幸運が訪れたとき、それはもちろん、その人のそれまでの努力に寄ることがものすごく大きいのですが、その幸運を継続できません。その大きな理由の一つが、自分のステージが上がったと勘違いして、これまでと違う態度を知らず知らずにとってしまうことです。
具体的には、成功者にはやさしく振る舞うけれども、普通の人にはそれなりの対応しかしない、ということです。間違った「選民意識」が生まれてしまう、ということですね。
しかし、運がいい、悪いという観点から見ると、自分に
「選民意識」
が生まれた瞬間、その人は間違いなく、不運への坂道を転げ落ちています。勝間塾の月例会などでも何度も説明していますが、一人一人
「性格や才能の凸凹」
はあったとしても、それがトータルでいい、悪いというのは、たまたまの状況において、その才能がマッチするかどうかの差だけであって、そこには決して
「選ばれた人」
という概念は存在しません。あるいはあったとしても、ほんとうにたまたま、文字通り「運がよかった」だけであって、再現性があるかどうかわからないのです。
エンジン01という文化人団体のボランティアを長年していますが、何人か、常勤の事務局のみなさんがいます。ほんとうに、感心するくらい、「定番」系の人たちは、事務局の人たちと「フラット」なつきあいをしているのです。中途半端な有名人(失礼)ほど、事務局の人たちに対する対応がたまにですが、失礼だったりします。
たまたまの凸凹を市場がたまたま評価して、今の私たちの居場所があるわけですから、人によって対応を変えるというのはほんとうによくないと思っています。そういう意味では、実は変な話ですが、私だからと言うことで気づいて、サービスをしてくれるお店や宿がたまにありますが(一品増えるとか、お土産を持たせてくれるとか)、私はそういうところは実はリピートしないようにしています。なぜなら、お客によって態度を変えるところだからです。
オバマ大統領の強い要望で、食事会が開かれた銀座の「すきやばし次郎」の次郎さんは、食事会をそこで開く条件として、政府の側に「早めに来てもらうことで、その日にすでに予約が入っているお客さんのキャンセルを避けること」だったということを後から、次郎さんと仲良しの山本益博さんから聞きました。店主にとっては、アメリカ大統領も、他のお客様も同じ、ということなのです。
私たちが相手によって態度を変えるというのは、知らず知らずに
GIVE&TAKE
を期待していると言うことになりますから、もし、GIVEの5乗でいいのでしたら、相手が逆にこちらの貢献をうれしがってくれる人ほど、うれしいわけで、それが
「ボランティア活動」
を「してあげている」ではなく、「させていただいている」と思う信条につながると思います。
中立的に振る舞う人は、人のネットワークが広がりますし、また、悪評も立たないのでチャンスが向こうからやってくることになります。そうでない人は、その人の才能にマッチした市場がなくなった瞬間に、みんな、立ち去ってしまうわけです。悲しいことです。
以前、サイゾーという雑誌で、カツマー本全盛期に、いかに私がそれを鼻にかけていばって編集者さんに嫌われているか、という記事をサイゾーが企画してライターさんに依頼して書こうとしたら、一所懸命そのライターさんが取材しても、そのネタがとうとう関係者から出てこなくて、記事にならなかった、という記事が逆に記事になったので、おもしろかったので、そのライターさんに連絡をとってお友達になったことがあります。
私なんかまだ50冊ちょっとですが、この業界の何千万部も売っている執筆の先輩たちを見ると、もう、私なんか超腰高に見えるくらい、みなさん、ほんとうに腰が低いし、編集者さんのために、ということで懸命に仕事されています。だからこそ、20年、30年選手で第一線で出来るのだと言うことを痛感します。
なぜそれができるかというと、初日の究極の利己の話に戻りますが、それが得だと言うことを実感で知っているからです。私たちは自分に「報酬」が起こることしか生活習慣として継続できません。相手の値踏みをせずに、中立に動くと言うことが、中長期的には得になると言うことを知っていて、そういう報酬が出るから、そのように振る舞えるのです。
5日目の課題は
「なぜ、中立的に振る舞うことが中長期的に運を呼ぶか、理解できましたか? また、実践できていますか?」
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運のいい人になりたい!! ~ その6 勝ちぐせを考える
5月24日 土曜日
6日目は、運のいい人にある「勝ちぐせ」を考えていきましょう。
リチャード・ワイズマンの法則のその3の「いいことがあると期待する」とその4の「不幸を幸運に変える力がある」という、その両方を合わせて「勝ちぐせ」というのかもしれませんが、いずれにしても、
「何か運がいい人は、運がいいことに自信を持っている」
と言い換えることも出来ます。
実はこれ、平たくいうと「成功体験の好循環」としか言いようがないのです。例えば、リチャード・ワイズマンの最初の法則のテストにあった「ATMなどで並んでいる人に声をかけるか」というものですが、声をかけて成功した体験がある人はかけ続けるし、そうでない人はかけない、ということに尽きると思います。
つまり、
「運を良くする行動をとり続けていることが、より運を良くして、それがさらに『自分は運がいい』という期待をもつようになる」
という、ある意味、「運の再帰性」ですね。
したがって、運を良くするためには、勝ちぐせをつけるのが一番手っ取り早いのですが、どうやったら勝ちぐせが付くかというと
「小さな賭けをたくさんして、そこに成功体験を積み上げる」
というのが一番簡単な方法になります。小さな賭けを繰り返すことの重要性については、以前ブックレビューでも取り扱いましたが、ある意味、法則1でチャンスを最大限に拡げることで、法則3と4が付いてくるのです。
つまり、リチャード・ワイズマンの法則は、それぞれが独立したものではなく、何かに長けていると、他のものが付いてくる傾向があると言うことです。
その2の「虫の知らせに気を付ける」というのも、こちらも、勝ちぐせ、あるいは成功体験の蓄積があると、独自の判断のためのデータベースがありますから、
「これはいい予兆」「これは悪い予兆」
ということを、たくさんの情報の中で知らず知らずのうちに取捨選択することになっていきます。したがって、気がついたら、よいチャンスを手に入れる機会が多くなり、悪い人や悪いものからは距離を置く、という行動を知らず知らずにとるようになっています。
すなわち、法則1のチャンスの最大化が成功体験の準備となり、そこでいろいろな経験を積むことで、法則2の虫の知らせの精度が高まり、たくさんのチャンスをものにしているから法則3の良いことを期待出来るようになり、そして、法則4のように、いろいろ名不運についても幸運に変えることができるテクニックや、人脈や、考え方を手に入れることができるようになります。
リチャード・ワイズマンの別の著作で「As If法則」というのがありましたよね? すなわち、そんなふりをして振る舞っていると、ほんとうに思考がそうなる、と。というか、どちらかというと、思考は行動に伴って変化する、という話です。
すなわち、勝ちぐせをつけるためには、自分は勝ちぐせがあると信じて、そのように振る舞う、ということです。法則1でチャンスが見えたら、まずやってみる、で、失敗したとしても、「こここそ、法則4の発動時期だ」と前向きにとらえて、それをどうやって次の幸運につなげるかを考える、そんな繰り返しです。
例の宝くじの話、運がいい人も、運が悪い人も同じくらいしか当たらないという話がありましたが、実はもうひとつおもしろい話があるのです。それは、事前にアンケートを取ると、「運がいい人ほど、自分が宝くじが当たると思っている」ということなのです。
勝ちぐせをつけるためには、多少の知識がある方が、よりいいでしょう。例えばじゃんけんに勝つ勝ちぐせをつけるためには
-グーがでやすく、チョキが出にくい(グーが35パーセント、パーが33パーセントちょっと、チョキが32パーセント弱くらい)
-あいこの時には、相手は手を変えてくる可能性が高い(同じ手を出してくるのは22パーセントくらい)
という2つを知っていると
-なるべくパーを出すと中長期的にはじゃんけんに勝ちやすくなる
-あいこのときには、相手が同じ手を出してくる可能性が低いので、逆に、その手に負ける手を出す
ということをすればいいわけです。
もちろん、これがすべて成功するわけではないですが、こうやって勝ち続けると、「自分はじゃんけんに強い」という自信が生まれますから、運がいいと思い込めることになります。
さて、勘がいい人は、そろそろ気づいたと思います。勝ちぐせ、あるいは、運がいいと思うとは何かというと、
「自分に対する自信」
「自分に対する評価」
なのです。自信があり、評価が高ければ、運がいいと思い込むことが出来るようになりますし、実際、運が良くなります。
ところが、そう思い込みたいのに、本心では自分の評価がいまいちだと、そこに思い込みたい自分と実力の間にギャップが生じて、不安が生じて、運が悪くなる、という構造になります。
そう、これまでの過去の実績があなたの将来の運への予測になるのです。だからこそ、運は技術であり、学習が可能になるということ、理解してください。
6日目の課題は
「あなたは、自分に勝ちぐせがあると言い切ることが出来ますか。また出来る場合はいつから出来るようになったか、できない場合は、何がボトルネックか、考えてみてください」
です。
最終日の明日は、運のまとめをしていきたいと思います。
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運のいい人になりたい ~ その7 結局は「自分の小さなプライドとの戦い」への考え方を変える必要がある
5月25日 日曜日
運のいい人になる、最終日です。
昨日は、勝ちぐせの正体は自己確信であるという説明をしました。また、中立的に振る舞えるかどうかも、実は自己確信に関わっているのです。自己確信が高い人は、別に相手にぞんざいに振る舞うことで、自分の満たされない
「自己確信」
を満たす必要はありませんから、そもそも、ぞんざいに振る舞う動機がないのです。だから、有名な人たち、あるいは、大変なお金持ちの人たちがなぜ謙虚かというと、
「ぞんざいに振る舞う理由がないから」
と言い換えることができます。同じく、なるべくチャンスを広げる際に、なかなか他人に話しかける勇気がないとか、いろいろなところに飛び込む勇気が持てないのも
「相手が自分を評価してくれなかったどうしよう」
というおそれがあるわけです。そのおそれがなければ、どこでもなんでもすればいい、ということになります。
さらに言ってしまうと、私はふだんいろいろな人の言動を見ていて
「個人が明確に特定できるような形で、名指しで相手を批判する人、あるいは相手の悪口を言って自分の溜飲を下げるような人」
で中長期的に成功した人はほとんどいないということです。
例えば、たけしさんは、毒舌ですが、彼の言動をどう注意深く聞いていても、決して特定個人を傷つけるような悪口は決して言わないのです。気づいていましたか? 一方、中途半端な人たちは、個人名を出して、
「相手より自分の方が上だ」
「相手の考え、演技、行動よりも自分の方が優秀である」
という、自分の「優秀度じゃんけん」をついついしてしまって、自分の自己確信を満たそうとするため、それが相手を傷つけ、あるいは、世間でその人の評価を下げることになり、中長期的には運が悪くなると思っています。
よく、選択理論で、自分の欲求は必ず自分で満たし、他人の欲求を邪魔したり、他人の欲望を吸い上げて自分の欲望を満たしてはいけない、できれば、他人の欲求を満たしつつも、自分の欲求を満たすのがベストであるということを先生である渡辺奈都子さんは力説しています。
まさしく、運が良くなると言うのは、「互いの運を増幅するように行動する習慣」であって、「他人の運を奪い取る」ような、運に対しても「GIVE&TAKE」の習慣がある人は、運が増えていかないのではないでしょうか?
勝間コミュで「ドリームキラー」を禁止しているのも、同じ事です。特定個人に対してドリームキラーを行って、得られるものは双方共にまったくありません。
私たちは、運を吸い取られる相手とは知らず知らずのうちに、どんどん距離をとるし、運を与えてくれる相手には、どんどん近づいていきます。そして、互いに運を分け合う関係になることができますので、運を与える人は、運を与えてくれる人に囲まれることになり、ますます、スピーカーのハウリングのように、運が増殖していくのです。
その逆もまたしかりで、運を人から奪う人は、人が逃げていくし、ますます人から運を奪わないと生きていけなくなるので、奪うようになって、さらに人がいなくなる、という悪循環に陥ります。
1週間を通じてわかっていただきたかったことは
「あなたは運がいい。そして、運がいいように行動すれば、ますます運が良くなる」
という好循環です。
もう、すでにこのサポートメールを選んでいる時点で、ほかの運がいい人たちとと関わっているわけですから、あなたは運がいいです!!
私たちはついつい、必要以上に自分をかわいくおもって、必要以上に相手の運を奪いがちですが、あるいは、ついつい、中に引きこもりがちですが、相手の運をあげる手伝いをして、そして、それを双方で分け合えば、必ず運のいい人になれるはずです。
今週はいくつかの本も参照してみましたので、手元にある方はまたそちらも合わせて再読してみてください。
最終日の課題は
「1週間を通じて、自分は運がいい、これからもっと運が良くなる、と言い切る自信をつけることができました。また、この1週間でもっとも変わったことは何ですか」
です。
1週間、お疲れ様でした。
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