ニュース：メールマガジン
15年ぶりにマイカーを手放す計画を順次実行中
登録日：2024/09/25
9月25日 水曜日
こんにちは、勝間和代です。
新しい引越し先には、地下のガレージがなくなりましたので、車を外置きにしていますけれど、やはり洗車の手間とかが色々大変です。
加えて、道が細いので、私のセレナでは、横幅がきつくて、色々とピーピーピーセンサーが鳴って、ぶつかりそうです。
しかも、私が月極で浮いている場所よりも便利な場所にいくつもシェアカーのステーションがありますので、どう考えても、そちらの方が便利そうです。
少し試してみましたが、週末や連休などは、当日が確かに厳しいのですけれども、締め切り解禁の日に、アクセスすれば、まぁまぁ取れることが分かりましたので、計画を立てた車運用はマイカーがなくても何とかできそうです。
ちょっと１０月頭に見積もりを取ってから、マイカーを本格的に手放すのかどうか決意したいと思います。今のところなくても暮らせてますので、大丈夫な気がします。
マイカーフリー、果たして実現できるでしょうか？ わくわく。
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---サポメ本文---
9月25日 水曜日
おはようございます、勝間和代です。
昨日のサポートメールでは、心身の健康を最優先することで、今現在、めんどくさいことについて、スキルアップをして、それを乗り越えるべきかどうかという判断基準ができるという話をしました。とにかく、様々な物事というのは、意思ではなく、スキルで克服していくようなイメージをもっと持ってみてください。
そして3日目にお話したい内容は
「許容範囲を超えるから、ありとあらゆることがめんどくさくなる」
です。
これは何を言っているかというと、もう習慣になってある一定範囲のことであれば、私たちは何もめんどくさいと感じないようになります。しかし、放っておくと、その許容範囲がどんどん小さくなり、その瞬間にめんどくさくなってしまうのです。
私が今、新しい家をとても清潔に保っています。毎日ルンバやクイックルワイパーをかけて、それこそ、ゴミ一つ髪の毛一つ落ちていない状態を保つことができていますが、前の家では、これができていたかというと、決してできていませんでした。
その理由は簡単でして、一度ほこりやゴミが溜まり始めてしまうと、毎日の掃除ではもう清掃しきれなくなり、自分の清掃の許容範囲を超えてしまうとめんどくさくなって、結局たまに専門家にお任せするだけで、あとはもう放棄するようになってしまうのです。
結局めんどくさいの正体は何かというとキャパシティオーバーです。私たちがすぐにできることやスキル内のことであれば、さっさと実行できますが、そうでないこと、調べ物が必要なこと、新しいチャレンジが必要なこと、失敗しそうなことについてはついつい手が伸びないので、もうありとあらゆる理由をつけて、あきらめてしまいます。
このキャパシティオーバーというのは、本当にちょっとしたことです。わずかでも自分の能力の範囲に入っていればすぐにできるし、そうでない場合には、先延ばししてしまうのは難しいところです。
だからこそ、例えば、室内をスッキリ保って物を少なくするのはなぜかというと、片付けや掃除に対してのキャパシティが大してなくても、その状態を保てるようにするわけです。私たちのめんどくさいというのは、その場に応じたシステム的な判断で行われると思った方が良いです。その時に、何かリソース提供が必要で、そのリソースが今すぐ調達できないようであれば、私たちはとりあえず問題を先送りして、違うことを片付け始めます。
それ自身が問題というよりは、そうしないと、日常生活が滞ってしまうからです。ひとつひとつキャパシティオーバーをしたものに毎回引っかかってしまうと、そこに集中しすぎると日常生活が送れなくなってしまいます。
大事なことは、1日1つでも2つでも良いので、日常生活に必要な分とめんどくさいに必要な分について投入する体力や時間を切り分けて、めんどくさいことについては1日1個か2個ぐらい淡々と実行するような仕組みを作ることです。そして、だんだんとこのめんどくさいことがめんどくさくなくなるようにして、日常生活の方に入ってくるように仕向けていきます。
例えば、クイックルワイパーも初めは、ウエットタイプを使っていたのですが、ウエットタイプだと毎回取り替えなければいけませんが、ドライタイプだとある程度汚れたらまとめて取り替えれば良いということになりますので、途中で気づいて、ドライタイプに切り替えました。このような形で、自分の許容範囲内に入るように、いろいろなものを仕向けていきます。
また、クイックルワイパーは昔のものはシートを差し入れるタイプでしたが、最近のものは磁石でくっつけるタイプになっていて、楽になりました。こういったものもひとつひとつ工夫をして、許容範囲を広げてめんどくさいを克服していくのです。
全てのめんどくさいの原因、全ての時間割引率の高さというのは、キャパシティ不足だと思うと分かりやすいです。だからこそ、よく寝たり、よく運動をしたり、時間がたっぷりあったり、自分にとって得意分野だったりすると、めんどくさいと思う気持ちは全くなくなります。一方で、得意でない分野というのは、とにかくやりたくないのです。
先日、ピクセルウォッチ3が届いた時も、正直、Huaweiで十分だから、ちょっとめんどくさいなと思ったのですが、こういうものの積み重ねがどんどんせっかく届いた時計の箱を開けなくなる原因になると思い、箱が夕方に届いたので、すぐにセットアップすることにしました。
ピクセルウォッチのセットアップをしても、あまり地図情報とかがうまくいかず、この検索もそれなりにめんどくさかったのですが、実は一番めんどくさかったのは、一緒に買ったメタルバンドの長さの調整でした。
ただ、メタルバンドの調整は以前もHuaweiの時計で行ったことがあって、その時にかなりスキルを習得したので、今回のメタルバンドの調整は確かにめんどくさかったですが、前回ほどは戸惑わずに、なんとか30分ぐらいで完了することができました。
一度メタルバンドで長さを調整してしまうと、ゴムバンドと違って一瞬で付け外しができるようになるので、トータルではこちらの方が早くなります。また見かけも立派になるので、スマートウォッチっぽさが消えます。シリコンによるアレルギーも多少リスクが下がります。もちろん、金属アレルギーのリスクはありますが、シリコンゴムよりはマシです。
そして、一度ピクセルウォッチのセットアップができたら、手にGoogleマップが括り付けられましたので、自転車や徒歩で簡単にどこでも行けるようになり、楽になりました。これによって、車をあまり使わずに済むようになるわけです。
結局、私たちは、ずぼらな性格が急にマメに変わるというよりは、その時々の自分の体調や能力、あるいは分野によって、めんどくさいの基準が変わってくると考えた方が良いです。条件が整えば、誰でもマメだし、条件が整わなければ誰でもズボラだといったようなイメージです。
だからこそ、いかに条件を整えるかが重要です。引っ越してオカメインコのいちごちゃんのカゴを新しくして、シートを変えやすくしたのですが、それによってこれまでと違って1日2回も3回もシートを変えられるようになりました。カゴの本体を空けずにシートの部分だけ引き出して、また戻すことができるからです。私の能力もいちごちゃんに対する愛情も何も変わっていませんが、カゴの形が変わっただけで、急にマメになれるわけです。
運動も自宅でVRでできるようになってから、毎日10分から15分有酸素運動するようになりました。通うスポーツジムは20回か30回行って、それくらいやめていますので、結局私の許容範囲ではめんどくさくて続かなかったわけです。
ちなみに車と自転車の使用頻度が逆転したのも非常にシンプルな理由で、自転車は玄関を出たすぐ横にありますが、車は歩いて1分ちょっとの月極に停めているので、しかも切り返しが必要で、それだけで嫌になってしまうわけです。要はめんどくさいものに対して、あらゆる条件を考えてハードルを下げることが重要です。あるいは自分のキャパシティだけでは足りなかったら道具や人の力を使ってキャパシティを上げることが重要になります。
また、許容範囲を超えてめんどくさいことで、やりたくないことについては、すべてをやらなくても良いという割り切りも必要です。めんどくさいことだけど、やりたいことに集中していかないと、私たちのキャパシティも不足してしまうからです。私は船も海もそこまで好きではないので、一時期めんどくさいで乗り越えようとしましたが、結局乗り越えきれないので、もうやめることにしました。
私たちは、だいたい見込み時間で3分以上かかるものについてはめんどくさいと思いますし、また様々な手続きにおいて、一ステップ15秒を超えるものはめんどくさいと感じるというイメージが必要だと思います。だからこそ必要なことをやる時間をしっかりと残しておかないといけません。
私は今朝の朝ごはんは豆腐と油揚げのお味噌汁に、椎茸とピーマンと豚肉の炒め物を頂きましたが、こちらもお味噌汁はホットクック、炒め物はヘルシオが作ってくれるからやろうと思うわけで、それぞれ一人分を自分の力でIHやガスでやろうと思ったらめんどくさくて、やらないと思います。
そして食べ終わった後も、一気に食洗機に入れて、スイッチを押すだけですので、私がやることはほとんどありません。自炊を毎日して、健康な食事をしようというのは簡単ですが、大事なことはいかにそのめんどくさいと思えることをキャパシティの範囲内に収めるかです。
そういえば一時期、私はロックアイスを買ったり、良い氷を特別な器具で作ったりしていたのですが、結局それは氷を使うという効用に対してめんどくささの方が上回ってしまったのでやめてしまいました。
最近は冷蔵庫の自動製氷の氷を使っていますが、大事なことは何かというと、真ん中のマグネシウムやカルシウムが溜まっている白いところに到達する前に物が冷えてしまえば良いので、とにかく大量に氷を使ってアイスティーを作っています。そうすればロックアイスに負けないような味で純水だけで冷やした飲み物ができます。
そしてこうやって書いていくと、業務用の氷は最初からミネラル分を除いた純水を使っているから、もっと透明なようなので、今度自宅でも純水を使って氷を作ってみようかなと思っています。そうすると、特殊な器具を使ったり、コンビニに行かなくても綺麗な氷ができるかもしれません。そういうものをとりあえずやってみて、自分のキャパシティに入るようにめんどくさいことを仕上げていくわけです。
いずれにしても、意志が弱いとか考えるのではなく、純粋にスキルが不足している、環境が不足している、時間が不足しているなどの要因を考えて、どのようなリソースが投入されればこのめんどくさいを乗り越えられるかを思案することが、めんどくさいを乗り越えるために必要になります。そして手を尽くして、許容範囲の中に収めてみてください。
3日目の課題は
・あなたは、さまざまなことがめんどくさくなるのは、本人の意思が弱いのではなく、単純に許容範囲に収まっていないということを理解しましたか？
・あなたは、特に知らないことや初めてのことについては、許容範囲が狭いためめんどくさくなってしまうというイメージがわきましたか？それを乗り越えるためには、適切な助言を得ながらとにかくやってみることが重要だということを、これまで体験してきていますか？
・あなたは、日常の時間をすでに習慣化していて、労力がいらないこととチャレンジしなければいけない時間に分けて、1日1つでも2つでもめんどくさいことにチャレンジしてきていますか？
です。
---ここまで---
いかがでしたか？
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