登録日:2023/09/24
9月24日 日曜日
こんにちは、勝間和代です。
Wena3という、3年後にはサービス終了になってしまうソニーの電子マネーなどがつけられる時計バンドがあります。
だから私のスマートウォッチもこのバンドにしようしようと思っていたのですが、だんだん時間が過ぎてしまってとうとう重い腰を上げて、この夏ぐらいからチャレンジをすることにしました。
はじめから実はメタルバンドにしたかったのですが、メタルバンドの場合、何がメタルバンドになるかというと時計屋さんに行かないと長さの調整が難しいことです。
そこで初めレザーバンドにしたのですが、レザーバンドだとスマートウォッチとの共存がうまくいかないということがわかり、もう一度メタルバンドでチャレンジすることにしました。
もちろん時計屋さんにいってしまえば、すぐに挑戦してくれるのでしょうが、とりあえず自分で1-2コマの調整を後々自分がする可能性があったので、自分でやってみたいと思いました。
ウェブで勉強してアマゾンで道具を取り寄せてやってみたところ、さほど難しくないと思いました。ところが、ちょっと計算外だったのが、メタルの駒を撮る時に一緒に小さな部品も取れてしまって、それが取れてしまうと、後でコマをはめたときに困が止まらずにスカスカになってしまうことです。
最初にうまく調整できた後に、どうしても一か所スカスカになってコマのピンが抜けてしまうところがあったので、ここの再調整をするのが本当に大変でした。
私が抜いたコマはだいたいそのちっちゃな部品も一緒に抜けてしまっていたので、抜けたコマを使っても結局何を使ってもまたピンが取れてしまうのです。
そこでそのピンが抜けないように、再度もう一つのコマを作り直して、そこで調整をするのですが1時間ぐらいかかってしまいました。途中で諦めて時計屋さんに持っていこうかどうか悩んだぐらいです。
とりあえず格闘のかいがあって、だいたいうまくいきましたので、暫くは撮れないと思いますが、これで取れるようであれば、さすがに時計屋さんにもっていこうと思っています。
いや、ほんと、新しいことをやるのは難しいです。今度もう少し安めの電子マネーのないメタルバンドを取り寄せて、自分でちょっと練習してみたいと思います。
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余裕の作り方 〜 その7 最終的にはとにかく環境整備
おはようございます、勝間和代です。
昨日のサポートメールでは、アウトプットを増やすだけでなく、マイナスを減らすことで全体的な生産を上げることができるという説明をしました。そのためには余裕が必要です。生産性を上げるということは、マイナスを減らすということでも達成できるのだということを考え、リスクマネジメントをいろいろ行ってみてください。
そして最終日にお話ししたい内容は
「とにかく環境整備」
です。
結局、余裕を考えようと思った時に、毎回毎回意志の力を使っているのでは、余裕がなくなって当たり前です。それよりも環境が私たちに余裕を与えてくれるような状況を作りこんで、とにかく環境に従っていれば充分な余裕ができるように、色々な物事を組み立てていくのです。
例えば、時間の余裕を作るためには労働時間を短くする必要がありますが、どうやったら労働時間が短くできるかというと、それこそ労働時間に縛られない労働環境を整える限り、会社員でどんなに余裕を作ろうと思っても、上司や会社の理解がなければそれは難しいのです。そのようなことができる会社に転職するか、あるいは自分で独立をする必要があります。
さまざまな食事に関して余裕を作ろうと思っても、自分自身が調理器具をたくさん用意してあるとか、あるいは家の近所で手軽に生鮮食料品が買えるような環境がないとなかなか健康的な食生活を余裕を持って達成することが難しくなります。私は徒歩6分ほどのところに中堅のスーパーがあるのですが、問題は相当坂をあがっていかなければいけないので、ついつい行くのが億劫になってしまうことです。そのため、そのスーパーに行くための専用の買い物自転車というのを作りまして、それが来て初めて気軽に行けるようになりました。
昨日、ネットフリックスでどのような人たちが100歳まで生きられるのかというドキュメンタリーを見ていたところ、面白いことを発見していました。とにかく長生きをする人たちは、ほとんど椅子に座らないという話です。自宅に椅子がない人たちもしばしばです。自分で食事を作るし、自分で庭仕事をするし、100歳になっても社会で仕事をしています。そしてなぜ椅子に座らないといいかというと、当たり前のことですが、足腰が丈夫になるのでいつでも歩けるし、立ち上がれるのです。
私も椅子に完全にすわらないというのは一時期試したことがあるのですが、膝が悪くなって辞めてしまいました。それでもなるべく背もたれに寄りかからないとか、スクワット椅子を使うといったような形で、多少は動くような椅子で仕事をするように心がけています。そしてなんといっても、とにかく無意識にでも良いから歩けるような、立ち上がれるような環境を作っておく必要があるわけです。
そういえば面白かったのは、長生きの人たちは急勾配の坂の途中に住んでいるというレポートもありました。その勾配の角度が寿命に響くのです。勾配が厳しい人というのは、毎日そこを上り下りすることで、無意識にトレーニングになっているわけです。私たちが急に坂の途中に引っ越すのは不可能ですので、やはり電車に乗るときに必ず立っているとか、エスカレーター、エレベーターを使わないといったようなことで、カバーすれば良いと思います。
昨日、私はJR高山駅で列車を降りたのですが、ちょうど降りてから改札に向かう階段の時におもしろいことを発見しました。わたし以外のほとんどの人は、登山の格好をして、背中にバックパックを背負っている人が多かったのですが、なんとその人たちがほぼ全員エスカレーターに乗っているのです。これがまさしくそのドキュメンタリーで指摘していたことでして、ちょっと自分の運動を特殊なときにするのではなく、日々の生活の中で一日行動すればジムに行ったか、それ以上の運動になるぐらいの運動量を日々保つことが健康の秘訣ということでした。
とにかくありとあらゆる場面で迷った時には、将来に余裕が出るような行動をとるし、そのための環境を整えるということを日々繰り返していくわけです。そして自分の環境も限りなく余裕ができるような環境になるように整え続けていきます。
普段から階段を選択できるようにするためには、靴も足にあったものをはいていなければいけません。私はちょっと足が細型なので、紐靴しかないことにしていますが、紐靴を履けばちょっと横幅が狭まるので、階段も楽々と登ることができます。普通の靴をすっと足に入れるのに比べると、紐靴やや不自由なのですが、一旦紐を縛ってしまえばとても快適なので、こちらも将来の余裕を作るための環境整備と考えるわけです。
私たちは一日に数千も数万もの意思決定をしています。その意思決定の時に自然と余裕があるほうに、私たちが意思を振り向けることができるように、環境整備を日々行って介入しているのです。そして一旦環境整備を行ってしまえば、あとは自然とそちらの方向に行動や習慣が傾いていきますので、余裕を蓄積することができるようになります。
今回ちょっとだけ失敗したと思ったのは、岐阜高山に来る時に列車で来ようか、車で来ようか迷ったのですが、1泊2日だったこともあり、列車の手配をしてもらいました。そうしましたら、久しぶりに新幹線や在来線に乗ったところ、びっくりするぐらいパーソナルスペースが狭い。隣のおじさんの距離は近いし、周りの人のお弁当のにおいがしすぎてクラクラしてきました。おまけに特急ひだが揺れるので、途中で船酔いみたいになってしまいました。
結局、私にとってなぜ車移動が快適かというと、私にとって必要なスペースを与えてくれるのと、自分にとって余裕がある環境を作ってくれるからです。車で来ても列車で来てもほとんど変わらない時間でしたので、次回からはやはりまた車に戻そうかなと思います。結局、自分にとってどのような余裕が必要であり、それを作り込むためには、どのような選択や環境整備が必要なのかということをいつも考えていくわけです。
そのような意味で言いますと確かに気持ちの余裕も重要ですが、空間の余裕というのも重要だと思います。ある程度カバンなどを持ち歩く時にも空間に余裕があった方が何かのものを吸収しやすいですし、時間の余裕も同じようにイレギュラーなことを吸収できますし、そして空間の余裕があることで、自分のパーソナルスペースを確保して、自分の心の安寧を得ることができます。
そしてこのようなさまざまな余裕を作り込むのに必要なのは、結局なんといっても体力になります。体力がなければ何も始まらないのです。普段いかに体力を蓄積するのか、温存するのか、一生の間、体力が充分に使えるような環境にするのか、それを考えて環境整備も行うし、少しずつ自分にとって必要な状況を作り込んでいきます。
最近また振動エクササイザーを買いなおしました。どうしても執筆活動その他パソコンを座って打っていると、体が動かなくなってしまうので、パソコンの横において、気が向いたらすぐにそこに立って1分2分でも良いから体を動かして、また椅子に戻るようにしているのです。また、一駅先に振動エクササイザーを使ったパーソナルジムを発見したので、そちらにも週に1回から2回、行ける時に行くことにしました。
出張の時にしばらくパソコンを持ち歩くのをやめてみたのですが、結局同じ作業をするのもスマホよりもパソコンの方がずっと余裕があるのでもう一度パソコンを復活させました。ただ、パソコンのノートパソコン単体ではあまり生産性が良くないので、せっかくパソコンを持ち歩くのですから、キーボードとマウスも一緒に持ち歩いて、より快適に仕事ができるようにしています。
そして作業環境を快適にすることによって、仕事が捗って朝一番に終り、その残りの時間を有意義に過ごせるのであれば、多少重たいものを持ち歩いても、それは自分の時間を作るための労力であると考えて許容範囲だとすることができるようになります。
ちなみに細かいことですが、私はノートパソコンを持っているときは、決してキャスター付きのバッグを使わないことにしています。それはなぜかというと、以前、ノートパソコンが振動で壊れたことがあるからです。ノートパソコンを持ち歩く時と言うのは、多少重たくても必ず自分でバッグを背負って、空中に浮かせるようにしています。こちらも将来修理が必要なのであれば、自分で浮かせるという選択をあらかじめとってリスクマネジメントをしています。
常に今現在を最適化するのではなく、ほんの少しだけ視点を遠くにやって、5年後、10年後、できれば一生の間、何をするのが一番自分にとって余裕が生じるだろうという観点から環境を整えるし、行動を選択していくようにしていきます。それを繰り返し繰り返し行っていくことで、自然と自分の環境が余裕がある方向、余裕がある方向に整っていくのです。
私はこのメールを書き終わったあと、ホテルから自転車で2キロくらいの民芸館に向かう予定なのですが、現地の1000円の入場料金が現金のみなのか、クレジットカードで払えるのかがわかりません。今回、私は現金を持ってきていないので、万一、先方に行ってから、現金のみの場合にはハマってしまうので、検索をして、じゃらんからクレジットカードで入場券を買えることがわかったので、まずはそこで買ってから向かうことにしました。
こういうのも10回のうち9回は杞憂でして、大体向こうでもクレジットカードで払えることが多いのですが、それでも、1回生じるマイナス面のヘッジのためには、いまのうちにできることはしておくのです。また、ご褒美として、入場料1000円に対して、じゃらんのポイントが600円分貯まっていたので、こちらを充当して400円で入れることになりました。
そしてこのような検索もスマホだとちょっと不自由なのですが、パソコンを持ってきているので、かなり大きな画面でさっさと検索ができるので、比較的早く情報収集をして手続きを取ることができました。とにかくありとあらゆる場面で環境整備を余裕をもってする、そして、その余裕が余裕を生むというような好循環を作り込んでいくのです。
余裕がありすぎて使わなかったとしても、それを無駄と考えるのではなく、必要な準備だったと考えて割り切ります。そして余裕がない時にこそ、逆に色々な物事が不自由になるということを体感しておいて、余裕がある状態を快適だと思うようにしておくのです。そのためには、必要な環境整備をコツコツと行って、将来の為にお金だけでなく、時間や気持ちも貯蓄してあげましょう。それにしっかりと利息がついて好循環が生まれてきて、だんだん年を取れば取るほど楽になっていくはずです。
皆さんと一緒に、ずっと、余裕がある人生を楽しむことができればと思います。
最終日の課題は
・あなたは、余裕を作り込む時に、意志の力ではなく環境でできるような整備の方法をいつも考えていますか?
・あなたは、余裕を無駄と思うのではなく、自分が快適に過ごすための必要なクッションであると考えて、余裕がない時の方が気持ちが悪いように思うようになっていますか?
・あなたが、この1週間のサポートメールを通じて、自分にとってもっともっとこの部分を行えば余裕ができると思ったことを教えてください。
です。
1週間お疲れ様でした。来週のサポートメールのテーマは
「生活に役立つ経済学を学ぶ」
をお送りします。お楽しみに。
---ここまで---
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