登録日:2023/09/23
9月23日 土曜日
こんにちは、勝間和代です
新しい炊飯器にしたのですが、どうも水加減がぴたっと決まりません。前の炊飯器を持ち出して比べてみたところ、どうも最初から水位の水が多すぎるようで、上から眺めた時にぴたっと入れてしまうと、一合に対して260ccぐらい水が入ることになり、明らかに多すぎます。
それでもう、水位を諦めて、初めから230ccを秤で測って入れることにしました。
やはりどこに合わせるかが難しいので、他のメーカーでは三角形のしるしを使って、ぴったりと合わせられるような視覚的な工夫をしたり、色が変わったりするようなものがあるようですが、今、私が使っているものはそう言う工夫がないので、結局測った方が速そうです。
お米を最もおいしく炊ける水分量が61%から63%ということなので、ほんの少しずれても美味しくなくなってしまうので、なかなか難しいです。
メーカーに機会があったらメールでもしようと思います。
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余裕の作り方 〜 その6 リスクマネジメントで生産性を上げる
おはようございます、勝間和代です。
昨日のサポートメールでは、自分が望まないのに、必要以上に他人を助けないこと、そのことによって自分の余裕をなくさないようにすることを説明しました。特にギバーの人は気をつけないと、どんどんどんどん人に何かをやってあげたくなってしまいますので、注意をしてください。
そして6日目にお話ししたい内容は
「リスクマネジメントで生産性を上げる」
になります。
私たちは生産性の概念においてアウトプットをプラスに増やすことばかり考えていますが、プラスのことだけでなくマイナスのことを減らすということを考えることが必要です。その二つの組み合わせから生産性は決まってきます。
確かにプラスのことを考えてなるべくぎゅうぎゅう詰め混んで。アウトプットを増やそうとする考え方は分かりやすいと思いますが、何かトラブルがあった時に一気にそこでリスクが生じてマイナスが増えてしまいます。そう考えると、必要なことは何かというと、プラスはある程度増やすものの、マイナスもなるべく発生させないという考え方が重要なのです。それがリスクマネジメントです。
例えば、スマホや電子マネーやパソコンなど、私が日常的に必要な物については全て二重化しています。いつでもどこでも片方のものが壊れるという可能性があるからです。その時に、その修理にかかる間、そわそわ過ごしたり、あるいは代替品を手に入れなければいけないと言ったような手間暇を考えると、最初から二重化をしておいたほうが、トータルで生産性が高くなります。
すなわちこれはムダというよりは、必要な余裕だと考えていて、だからこそ、私はiPhoneの半額のPixelを使って、それを2台持ちにするわけです。そこも同様に昔は少し高いレッツノートを使っていましたが、今は完全にマウスコンピューターにしてその代わり複数台運用をしています。
常にありとあらゆる場面でトラブルが生じる、リスクが生じる、自分の計算ミスが生じるということを前提に、その時に起きたリスクが大きなダメージにならないように、初めから二重化を筆頭とした余裕を作っておくわけです。
家の中に災害用品を用意してる人は多いと思います。私たちが言ってる余裕というのは、そのようなイメージでして、何かが起きた時にトラブルにならないように予めヘッジをしておくわけです。ちなみに私は災害用品そのものは用意していませんが、カセットコンロや水など、電気やガスが止まった時にも動けるような準備は家の備蓄でしてあります。
そういえば、私がEVを買った理由のひとつにも、災害対策やガソリン対策があります。東日本大震災の時にガソリンが不足して、給油が非常に大変だったことを覚えている人は多いと思いますが、とにかくガソリン車も電気自動車もそれぞれ良い所がありますので、一台ずつもっていると災害時のリスクヘッジになります。
もちろん車を2台持つというのはそれなりの資金が必要ですので、すべての人に適用できるとは限りませんが、例えば高い高級外車を一台買うのであれば、国産車でガソリン車とEVを用意するという考え方もあるわけです。
時間を使うときにも、お金を使うときにも、余裕というのは、とにかく一点豪華主義ではなく、何かが起きたときにこのほうが良い、これが起きた時はこうした方が良いといったような形で代替案を用意しておくことです。そして、自分の想定シナリオとは違ったことが起きたときにも慌てず騒がず、対応できるように準備をしておきます。
とにかく私たちは人生に自分に都合がいいことしか起きないように考えてしまうのですが、実際には都合が悪いこともたくさん起きます。都合が悪い事が起きた時にこんなはずではなかったと現実否定をするのではなく、あらかじめ準備をしておいて、都合が悪い時にもまあまあ対応できるように余裕を作っておくわけです。
そういう意味では、お金を使わずに余裕を作るといった考え方ももちろんありますが、一方で余裕を作るためには、ある程度投資をするという考え方も必要です。それこそ必須のものを二つずつ用意するには、それなりの資金が必要ですし、また、健康に良いものを食べるためには、ある程度の金銭的な余裕がないと、体に悪いとわかっていても、加工食品を選ぶようになってしまいます。
日々の生活の中で健康に気を遣うというのは、まさしくリスクマネジメントの筆頭です。心身を壊してしまった場合には、その後の回復にものすごく時間がかかりますので、ある程度、過剰なぐらい事前に防止策を施しておいた方が良いわけです。
私の同級生の友人がしっかりとジムに通って筋トレを続けているので、よく続けられるねと聞いたところ、自分の父親や義理のお父さんがやはり高齢になって、若い頃車ばかり使っていたので、足腰が弱っていたのを見た時に、自分は絶対そうなってはいけないと考えて筋トレをせっせと行っているそうです。
足腰の筋力というのも、やはりリスクマネジメントとして将来のために必要ですので、いかに若いうちからせっせと足腰を鍛えておくのかということを考えなければいけません。私はゴルフがある日でも、そうでない日も比較的一日1万歩歩くのが当たり前なので、自分の足腰が特段強いと思ったことはないのですが、それでも徒歩のスピードも同年代の女性よりは確かにかなり早いなと私も思っているので、やはりそこにある程度の余裕を蓄積しているのではないかと思います。
ちなみに私は電話番号が入っているSIMも二つ用意しています。片方で電話ができなかったり、うっかり紛失した時に電話がなくなると面倒だからです。その代わり、こちらも同じで、ドコモやauではなく格安SIMにして安い料金で複数台を持てるようにしています。
二重化というのは、一見無駄なようでして、実は何かマイナスが起きた時に重篤な被害を防ぐという意味で、トータルでみるとプラスにするための考え方です。ある意味保険のようなものです。そしてリスクが起きなかった時には、それにかかった費用を無駄だったと思うのではなく、安心費用として私たちが充分にのびのびと過ごせるための投資だったと思って、それを受け入れるわけです。
全体的にさまざまな余裕というのは、私たちが特に危険じゃない状態においても、力がめいっぱい発揮できるように、あえてクッションを用意しておくということです。例えば、命綱なしで綱渡りをしろと言われたらとてもではないけれども、怖くてやってられませんが、毎日の時にも自分が安全であるという状況であれば、色々なことにチャレンジできるようになるからです。
そういう意味で言いますと私が色々な失敗について、許容し、それにチャレンジしているのは、いろんな場面で余裕を作っておいて、マージンがあるから失敗をしたとしても、その範囲で吸収できると考えているからではないかと思います。吸収できる範囲の失敗であれば、どんどんチャレンジできます。失敗したとしても、そのクッションの範囲で終わりますし、また勉強にもなるからです。
さまざまな部品の耐久性等も、だいたい30%から100%ぐらい強めに作っておくのは、元々私たち人間が常に失敗するということを前提にしてるからです。私たちは計算間違いもしますし、勘違いもしますし、また実力をすぐに過信するので、いろんなものをギリギリにしたがるので、その分について少なくとも30%増し、できれば倍ぐらいの余裕をもっておくことが、結局自分の身を守ることになります。
いろいろと私たちが列車や車などで移動することがありますが、移動する時にも少なくとも30分から1時間ぐらいのマージンを持っていた方が、列車のトラブルや道路渋滞などにおいても吸収することができるようになります。多少時間が余ったとしたら、その部分は?それこそスマホでもパソコンでも何でもいいので、いろいろ自分にとって必要な時間に当てれば良いわけです。
そういう意味で言いますと地方に講演に行く時にも、私は基本的には前日入りをなるべくしています。特に飛行機に乗る場合には必ずそうしています。これまで何度か飛ばなかったり、飛行機が遅れたり着陸できなかったことがあったからです。そこでイライラするよりは、前日にその地方に行ってゆったりと過ごした方がよほど建設的です。
洋服にしても時計にしても軽く緩くないと動きにくいということは皆さんが体感していると思います。それと同じように、私たちの生活もほんの少しの軽い緩みを作っておいて、その余裕の範囲で私たちのさまざまな変動やリスクを吸収できるようにしておくことで、残りの部分の生活がより快適にするようにするわけです。だから、こういった余裕というのは、無駄ではなく、必要なリスクマネジメントだと考えるようにします。
毎日の生活に欠かせないものは二重化するし、また様々な余裕について迷った時には余裕がある方に傾ける、このことを繰り返して行くと、リスクマネジメントが楽になって無駄などきどきリスクを感じずにある程度快適に過ごせるか、また万一のことがあった時に慌てずに済むようになります。
余裕分があるからこそ、リスクに関しての備えがあるからこそ、リスクがない時の生活をより楽しめるし、活用できるし、安全に運用できるし、生産性も上がる。そのように考えて、積極的リスクマネジメントを行ってください。
6日目の課題は
・あなたは、生産性というのは、アウトプットをプラスにするだけでなく、マイナスをなるべく最小限に抑えるといった意味でも生産性を上げることができるということを理解し、リスクマネジメントのための余裕にこれまで注力していますか?
・あなたは、必需品の二重化や前日り入りなど、普段からどのようなリスクマネジメントを積極的に行っているか、自分の事例を考えてみてください。
・あなたは、迷った時には、よりリスクマネジメントがしやすい方に方法を傾けていますか?
です。
---ここまで---
いかがでしたか?
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