登録日:2023/04/29
4月29日 土曜日
こんにちは、勝間和代です。
今年の4月から、元dTVがLeminoという名前に変わりました。月額も値段も500円から990円に上がっています。
ただ、このLeminoなのですが、とにかく、びっくりするぐらいさまざまなアーティストのコンサートが何百本も入っているのでコンサート好きとしてはとにかく、つけっぱなしにするのには最適なコンテンツです。
globeにTRF、相川七瀬さんにhitomi、Winkにa-nation、坂本龍一さんにマドンナなど、とにかく、たっぷりとこれでもかというぐらいコンサートが詰まっています。
昔DVDやブルーレイで持っていたのだけれども、捨ててしまったコンサートもたくさん入っているので嬉しくて懐かしく聞いています。
fire TVからプロジェクターとスピーカーに流して、映像と音楽を同時に楽しんでいます。
仕事をしている時とか、あるいは寝る前につけっぱなしにするのに最適です。コンサート好きな人はチェックしてみてください。
---------------------------
サポメ試し読みキャンペーン中です!
---------------------------
4月27日~5月3日まで、この無料メールマガジンを読んでいる皆さんにこれまでに配信したサポートメールをお届けします。
サポートメールは勝間和代からのアツいメッセージを毎朝あなたのPCと携帯に届けるシステムです。
毎朝このメールを読んでから会社に行く人の気持ちを体験してみてください。
そして、自分の人生に対するモチベーション変化を是非実感してください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=139345&m=181355&v=7149d5a0
サポートメール1か月無料体験のお申込みはこちらから
---サポメ本文---
人付き合いのレッスン2022 ~ その3 相手を下げて自分を上げる習慣をとにかく払拭する
おはようございます。勝間和代です。
昨日は私たちは常に周りの人を評価をして、自分にとって気持ちが良い人、あるいは自分にとって一緒にいて負担がない人、楽しい人を選び続け、さらにそういった人を他の人にも紹介するという説明をしました。
そのような状況の中で、最も紹介されにくく、最も人から敬遠される人たちがいます。それはどういう人かと言うと簡単でして
「相手を下げて自分を上げる習慣がある人」
です。もうびっくりするぐらい無意識に粗探しをするわけです。
例えば私はここ1年半ぐらいバイクに再び乗り始めていますが、そのような私に向かって、いかにバイクが危険な乗り物であり、身の回り人が無くなって、自分はバイクを一切乗らないようにしていると言ったことをとうとうと語る人が意外と少なくありません。
ちょっと一歩下がった冷静に考えて欲しいのですが、そのような話を私にして、私はその人のことを好きになるでしょうか? あるいはそのような事故のリスクを100も承知に乗ってる相手に対してそのような説明をしたとして、私がバイクを降りるでしょうか?
とにかく、これは何をやってるかというと、相手と自分を比較して自分の正当化を常にするのです。自己満足の極みとも言えますが、自分をあげるために相手を下げるわけです。
実はこれを心の中では結構みんなやっています。ただ、大事なことは何かと言うと、心の中で思うことと、実際に口に出してしまうことは、天と地ほども違うのです。なぜ、私たちが口に出さないかと言うと、明らかに相手の気分を害して相手に不愉快な思いをさせてしまうということが分かってるからです。
そして、前からお話をしていますが、相手も自分も同じ立場であり、相手が気分が良くなることは、自分も気分が良くなると思えば、わざわざ口に出す必要がないということが瞬時に判断できます。ところが、自分と相手が違う利害関係を共有していて、相手の気分が悪くなったとしても、自分が思ったことは全て言っていいと思ってる人が意外と多いのです。
私はいつでもプレゼントはできる限り「消えもの」が良いということをYouTubeなどで説明をしていますが、だからと言って消えものでないプレゼントをもらった時にも、気持ちよくいただくことにしています。それはできる限り消えるものがうれしいというのは私の気持ちであって、向こうにそれが届いてない人が、私のためを思って消えないものをくれた時にも相手の気持ちがとても嬉しいからです。
また相手をあえて下げないにしても、やたらめたら自慢話をする人も結局は相手を下げてるのと同じことになります。自慢話を繰り返すと、その自慢話のうち、聞かされた方は初めのうちは受け流しだとしても、だんだんと自分ができないようなことを聞かされ続けていると相手と自分の差を感じて嫌になってくるからです。
目の前の人と自分の気持は同じ土俵に立っていて連動していると考えると、例えばお店の方に何かお願いをするときにでも、やたらめったら上からの目線で命令をするのてはなく、相手の様子を見て忙しさなどを見計らって、これぐらいのタイミングにこのようにお願いすれば、相手が気持ちよくその依頼を引き受けてくれるかなということについて考えることができるようになります。
色々な意味で年をとる、あるいは成長するというのは少しでも「自分」の範囲を拡大して、自分とはちょっと遠い人たちの気持ちをよく理解したり、気持ちを連動させたり、そしてその人たちに対して嫌な気分にさせそうなことについてはなるべくしないようにするし、できればその人たちに役に立てるように行動するという繰り返しではないかと思います。
未だに不祥事があったり、見ず知らずの人が事件に巻き込まれると、その犯人のみならず、さらに被害者を責め立てて攻撃をするような人たちが後を絶ちませんが、このようないわゆるいじめを行ったり、誤った正義感を振りかざす人というのは、相手をいじめることによって自分をあげるという間違った喜びを人付き合いの中で習得してしまっているわけです。
常に私たちは何か自分が危険を感じたり、あるいは自分の立場が危うくなった時にはありとあらゆることに対して攻撃的になってしまいます。先日エンジン01でメタバースの勉強会を開いたのですが、エンジン01の会員さんは高齢の方が多いこともあるのですが、興味を持ってくれたことと同時に、びっくりするぐらいメタバースに対して批判的でした。
例えば、メタバース上の音楽フェスについて説明をしたところ、本物のフェスとは違って感動が少ないのではないか、音楽の質が悪いのではないか、あるいは今インターネットで起きてるような格差社会やエコーチェンバーなどが拡大するのではないかといったような質問が相次ぎました。
普段あれだけの社会的な地位を確保していて、それぞれの世界では第一人者の人たちがメタバースという、ちょっと分からないテクノロジーが自分の立場を危うくするのではないかということについて、強い危機感を持っていることに驚きました。
そういう意味では、私たちが他人への共感とか寛容さを身につける唯一最大の方法は何かと言うと
「自分自身に実力をつけて、自分に余裕を持ち、そして自分自身が色々なことで知識を持つこと」
ではないかと考えます。
私は VR をはじめてとしたメタバースについては、実際にはまっているひとやビジネス関係者の方ともよく色々な話をしてますし、自分自身も VR のヘッドセットをいくつも思って色々な体験をしてますので、ある程度現状では何ができて何ができないということについては把握をしてるつもりです。そのような理解があるとむやみやたらにメタバースに対して敵愾心は覚えません。むしろスマホが普及したのと同じように自然の流れではないかと思います。
そうすると、 メタバースの粗探しをするよりは自分の生活やビジネスの中にどのようにメタバースを取り入れるのかを模索すればいいわけです。知識と、お金と、時間の余裕がある人は、基本的にはだいたい「いい人」になれます。自分が常に満たされているので、あえて相手の粗探しをしたり、相手を下げることで自分を満たす必要がもうないからです。
そういう意味では、私たちが周りの人とうまくやっていき、そして私たちを他の人にも紹介してみたいと思うぐらい魅力と余裕のある人物になるためには、身も蓋もない話ですが、私たち自身がリソースフルになるのが最も簡単な方法なのです。
自分に余裕があれば、いちいち相手を下げなくてもすでに生活が充実していますので、逆にもっと楽しい方法を自分自身で持っているので、人の悪口を言うことに対して興味がないのです。ましてや見ず知らずの人たちの批判をするのも全く必要ありません。
ただ、このリソースフルというのもの、すごいたくさんのお金やもの、すごいたくさんの時間が必要というわけではありません。むしろ、宗教家などをイメージしてもらえば分かると思いますが、いかに自分の心の平穏や心の余裕を保てるかといった方が大きな要素になります。そして、そのためには目の前の狭い世界だけで行ったり来たりするのではなく、より幅広い人付き合いや、読書その他を通じた情報収集に寄り、知らないことに対しての常に興味を持ち、自分の世界の見方をどんどん広げていくことが必要でしょう。
他人から搾取をしない人、他人に親切にできる人というのはどういう人かというと、結局自分自身がたっぷりとリソースを持っているので、人から取る必要もなければ、人に多少分け与えたとしても、自分にまだたっぷり残る人のことです。
そして、このようなリソースというのは私たちが生まれた時から持ってるわけではなく、自分の成長の過程において自己研鑽や周りの人とのつながり、あるいは自分自身の強みを社会に還元するなど、様々な方法を用いて少しずつ複利で積み上げていくものになります。
しかし、世の中の人のけっこうな割合の人はこのような自己修行的なことは苦しくて、あまり好ましくないと思っています。結果、毎日の生活を同じところでぐるぐる回ってマスメディアなどを見ながら過ごしますので、他人を下げて自分を上げることが当たり前だとついつい思ってしまうのです。特にドラマなどは分かりやすい悪人がいて、その悪人を成敗することで皆が憂さを晴らします。しかし、残念ながら人間はそんな単純なものではありません。
色々な意味で、なぜ自己トレーニングが必要かというと、他人を下げずに自分を上げることができるようにするためです。その方が人付き合いも人生も格段に楽になります。おそらく宗教などに入信して、毎日修行しても同じようなことはできるかもしれませんが、私たち全ての人が僧侶になるわけではありませんので、そのような自己研鑽を日々の生活の中でコツコツを行っていくことが必要だと考えます。
もちろん急には無理かもしれませんが、とにかく普段の生活の中で、ちょっと人を下げたくなったとか、何か言いたくなった瞬間には1回飲み込むようにしますし、また、身の回りの人でも人を下げて自分をあげるようなことを行っている人に対しては、生暖かく見守るか、距離を取るか、そんなイメージで対応する必要があるでしょう。
何のために自己成長するかというと、どんどん生きやすくなるためではないかと考えています。他人との関わりの中で不要な自慢も自己卑下もする必要がなくなり、そして、相手にとって気持ちの良い人でいられるようにするためです。
その観点からも、ぜひありとあらゆるメディアやニュースや様々な文脈において人を下げて喜ぶようなものについては、なるべく離れることを推奨したいと思います。そして、私たちも人から搾取をせずとも自分を幸せにできるように研鑽を積んでいくわけです。
3日目の課題は
・あなたは、自分自身もあるいは身の回りの人もお互いがウィンウィンになるようにし、片方を下げて片方を上げるような関係性にならないようなポリシーをこれまで貫いて来ていますか?
・あなたは、人を下げるのは、自分に自信がなかったり、自分に満足はできていなかったり、不安である可能性が高いので、自分がリソースフルになることで、周りの人にも親切になるし、そのような搾取が不要になるように考えてきていますか?
・あなたは、自己研鑽や自己成長というのはより良く生きるためでもある一方、より他人との関わりの中で生きやすくなるように考えるという視点をこれまで持ってきていますか? あなたは加齢と共にどんどん生きやすくなってきていますか?
です。
---ここまで---
いかがでしたか?
サポートメールでは一週間ごと(月曜日~日曜日)に1つのテーマで毎朝5時にメッセージをお届けしています。
興味を持たれた方は、ぜひお申しこみください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=139345&m=181355&v=7149d5a0
サポートメールお申込みはこちらから
(1か月無料体験もございます)
---------------------------
「勝間塾」及び「サポートメール」のご案内
---------------------------
こちらのメルマガは無料ですが、さらに、みなさんのコミュニケーションと成長をサポートするための、定期・有料のプラットフォームを2種類、用意しています。
-勝間塾に入る(月額5029円、含むサポートメールサービス)
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=139346&m=181355&v=831e3858
毎日届くサポートメールに加え、毎月ごとに決まる課題や課題図書と月例会で、みなさんの大幅な年収アップや、資格取得、起業や出版、資産形成などをサポートします。
オフ会や合宿も盛んです。学びたい仲間に出会うことができます。
特に、ストレングスファインダーで「最上志向」「学習欲」「内省」「収集」などが多い方が多数集まっています。
ドリームキラーのない環境で、一緒に支え合って、成長していきましょう。
※月のどこのタイミングで入会されても、そこから1ヶ月単位で課金が始まりますし、サービスも始まりますので、入会は月初でなくても大丈夫です。
-サポートメールに入る(月額1027円、当初1ヶ月は無料体験あり)
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=139347&m=181355&v=64039ecf
毎日届くサポートメールのサービスです。1週間に1つのテーマを扱っています。これまでの数年分のバックナンバーも読めます。
--------------------------
友だちにこのメールマガジンの登録を勧める
---------------------------
こちらのメルマガは無料です。くすっと笑ってしまうような話や、なるほどと思う話が多いと思った方はぜひ、下記のアドレスから、友人にメルマガ登録を推奨ください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=139348&m=181355&v=e9e9c855