登録日:2023/04/27
4月27日 木曜日
こんにちは、勝間和代です。
以前は長年日本語入力をジャストシステムのATOKを使っていたのですが、どこかでGoogle日本語入力に切り替えてそのままになってしまいました。
それでもよく考えたら、Googleの日本入力もキーボードをATOKカスタマイズで入れてるので、それだったら初めからATOKにしてしまえばいいような気もしてきました。
月々300円、また600円のお金がかかるのが微妙ですが、とりあえずそれぐらいで生産性が上がるのであれば大した問題ではないので暫く試してみたいと思います。
あと、ATOKにしたので、親指シフトも直接カナ入力でできるようになりました。これまで、Google日本語とカナ入力の相性が悪くて、ローマ字入力でエミュレーションしていたので、その分もなくなります。そうすると、微妙な遅延もなくなって、ものすごく、キビキビ動きます。
選択画面とか懐かしい感じでそうそうこんな感じだったというイメージです。よし、このまま、日本語入力がより上手くいくようになりますように。
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人付き合いのレッスン2022 ~ その1 年を取った後の幸せを決めるのは最後は人間関係
おはようございます。勝間和代です。
今週は1年に1回お送りしている人付き合いのシリーズ2022年版です。とにかく、これまでお金や時間の話を散々してきています。けれども、どんなにお金や時間があったとしても、人間関係に恵まれていないとあまり幸福にはなりません。逆にお金や時間に多少汲々していたとしても、人間関係が幸せであれば大体幸せです。
そして年を取っていくことにだんだん幸せになる人とイマイチ大変になってしまう人の差の大きな一つは人間関係の構築力ではないかと考えてきています。特にそれは色々な人の Facebook の友達とのやり取りを見ていたり、あるいはその人が職場やプライベートでどのような人間関係性やトラブルを作っていきたかということを観察していると顕著です。
今週の目標は年を取るごとにだんだんと人間関係が深まっていく、質量ともに豊かになっていくためにはどうしたらいいかということを一緒に考えていきたいと思います。
まず最初にお話ししたいことは何かと言うと
「人間関係を自分中心から社会中心に変える」
です。
メタ認知という表現をしていますが、自分から世界を見るのではなく、世界全体の中から自分を相対的に見るような習慣をつけるわけです。よくなかなか人間関係が深まらない人の特徴として、周りの人への不満が多いということを考えています。
もちろん、自分の視点から見た時に周りの人が必ずしも自分と同じ考え方でなく、自分が望んだ通りに動かないってことはいくらでもあるのですが、それはそれで相手にも事情があるわけで、なぜ相手がそのような考え方や、そのような行動したかということを考慮せず、相手が悪いと考えてしまうと、なかなか人間関係は前に進みません。
例の吉野家の常務の発言についても、私は興味深く、いろいろその後を追ってみたのですが、なぜその常務の方があのような発言をしたかと言うと
・もともとご本人が大学で上京してきた時に、こんなに美味しいものがあるのかと、吉野家を食べて虜になった
という経験があって、それをなぞらえて、女性をもっと吉野家に取り込むためのマーケティング課題として比喩としてあのような表現になったようです。
さらにマーケティング用語では誰かを虜にすることについて、薬物中毒の例えを使うのは比較的常用されているということで、まさしく、内輪の発言でしかもクローズドな発言だと思っていたものが外部に出てしまったというのが真相でしょう。抗議をした社会人学生さんに対しても、手書きの文章でしっかりとお詫びを伝えたという後日談も見て、こちらも驚きました。
また、大学の授業のようなものはもともとボランティアに近いような費用で引き受けてるものだから、あのように外部に対してリスクが生じてしまうようなことがあると、なかなか本音の話もできなくなるし、引き受ける人がいなくなるのではないかという別の見方を懸念していました。
もちろん、あの発言自身は許されることではありませんし、公的な場で言ってはいけないことなのですが、言った本人も何らかの事情があるということで、特にその状況を全く知らない。第三者が集団化して糾弾するのはいかがなものかという感想を持っています。
結局、袖触れ合うも多少の縁ではありませんが、私たちが色々な人たちと触れ合って付き合った時にはとりあえず相手と自分を両方とも同じ側に立つ味方と考えて、どうしたらその2人があるいは集団がうまくやっていけるかということを考えるのが人付き合いではないかと思います。
そして、そのような時に最も重要なのはやはり「互恵関係」だと思います。結局一方の側が相手から搾取をし続けると当然搾取をされた側というは疲れてしまいますので、だんだんと相手に対して恨みが募ってきて、最後は怒りに変わります。しかも難しいと思うのは、この搾取をしてる側というのは搾取をされてる側の怒りに気づかないことが多いということです。
人付き合いの中で相手から受け取っているものと、相手に渡してるもののバランスが上手く取れなくなった時に人間関係は破綻します。だからこそ、逆に言うと相手に渡すものというのはよくGIVEの5乗という表現を使っていますが、相手に対して自分が全く時間的な負担や金銭的な負担ありを気持ち的な負担がないものしか渡してはいけないのです。
私はゴルフに行く時にたまに人を乗せることがありますが、これまでの10年間のゴルフの送迎の経験で1つ心に決めていることがあります。それは何かと言うと決して、自分の家の最寄り駅以外のゴルフの送迎はしないということです。これをついつい相手の家だったり、あるいはその人の都合のよい駅の場所まで迎えに行ったり送っていったりすると、結局私の時間が片道20分ぐらい往復で40分ぐらいロスをすることになりますので、これが積もり積もってだんだんとその人に対して何かチリチリと恨みになることが分かってきたからです。
それがまあ、最寄り駅であれば、片道、車であれば5分かかるかかからないかですし、向こうもわざわざ電車で私の最寄り駅まで移動してくるという手間ひまをかけてるわけですから、何か痛み分けのようなイメージで不公平感がないのです。
とにかく人間関係において、この公平感というのは非常に大事でして、それが家族であっても友人であってもあるいは従業員と上司のような立場であっても、とにかく公平でないということが全ての人間関係の破綻の原因になります。
そして公平かどうかというのは常に自分の視点ではなく、相手の視点からも考えなければいけません。こちらがどんなに気を配ったとしても、相手が搾取をするような立場の人で公平感がない人であれば、その人とは付き合いきれないわけです。
搾取をしないタイプの人というのは、あまりにも相手に対して負担をかけると相手に対して悪いのではないかと思って、だんだん遠慮してしまいますが、搾取をすることを気にしない人というのは、与えても与えても与えられることに対して甘えてしまってなれてますます与えられようとする人が世の中にはいます。
いわゆる共依存関係というのは、このタイプの与えられることに慣れきってる人と与えることを喜びとする人がくっついてしまって、なかなか離れられず、そして大体3年から5年でその関係は破綻します。これは友人でも配偶者関係でもあるいは会社関係でもだいたい同じです。
とにかく、ありとあらゆる場面でいかにお互いにウィンウィンになるような、しかも公平感のある関係性を築けるかということを中長期に考える必要があるのです。例の吉野家の常務の方は、やはり自分がほぼボランティアで出た授業で人生を破綻させてしまうような糾弾を受けたということは、ご本人にとって公平感がある状況ではないと思います。
私がよく周りの方にお話をしてるのは、例えばこのようなネガティブフィードバックを行うときというのは必ず公共の場ではしないようにということです。ご本人だけにすることもありますし、また今回の場合には早稲田にまではしても良いと思いますが、それ以上の範囲に広げるということは今回のようなハレーションが起きてしまいます。
ポジティブフィードバックは公の場で、ネガティブフィードバックはクローズドの場でというのが人間関係を壊さないための鉄則の1つです。なぜそれが必要かというと、相手と自分との間の公平感の問題です。確かに不都合なことというのは常に起こりうりますが、それをグループ全体に広げてしまうと相手の評判を落としてしまうという罰を与えてしまうことになり、与えられたネガティブなこと以上に不公平になってしまう可能性があるからです。
私たちは社会的な動物ですので、常に社会的な評判や社会的な報酬を気にしながら生きています。そうすると、自分の身の回りにどういう人と一緒にいたいかというと、やはりそのような社会的な報酬において、ポジティブな状態になる人とは一緒に対し、ネガティブな状態になる人とは一緒にいたくないのです。
特に身の回りにネガティブフィードバックをする人がいると、自分もこの人にどこかでネガティブフィードバックをされているのではないかということを無意識に警戒してしまいます。だからこそネガティブフィードバックは危険ですし、相手と自分の間の公平感を損なう恐れがあるのです。
常に相手との中長期的な健全性を保つためには自分自身がポジティブオーラに包まれていることが重要だと考えます。そして、公平性を重視して相手から過度の搾取をしない、また、逆に相手に対しても過度に与えすぎない、このバランスを保つことによって、サステイナブルな人間関係を築くわけです。
なぜ常日頃から
「私」
があまりにも強すぎる人に対して警戒しなければいけないかというと、その人の世界観が自分中心であって、社会全体から自分を見てるわけではないからです。従って、全ての都合を自分で判断していますので、自分にとって良いか悪いかが全てであり、相手との関係性の中で自分の考えや行動を修正するという思考習慣を持っていません。
もちろん私たちは生まれた時は「私」が全てでして、それがだんだんと社会との関わりの中で私という存在を相対化していくのですが、それが成長過程においてうまくいってる人とそうでない人に分かれます。特に親や社会からその人が「私」であることについて許された時代が長ければ長いほどなかなか移行できないのです。
しかし、私たちはその人たちの両親ではありませんので、その人の無条件の甘えを受け入れることはできません。ポジティブオーラと公平性を保った人となるべく自分の時間を過ごすし、自分自身もそうなるという考えを持っていると、中長期の健全な人間関係が築きやすくなると思います。
自分自身がその二条件をどのくらい満たしているのか、あるいは自分の身の回りの人と付き合ってる人がどのぐらい、その条件に当てはまってるのか、1つのメガネとして考えてみてください。
初日の課題は
・あなたは、人生の幸せはお金よりも時間よりも人間関係が健全であるということについて、どのくらいこれまで重きを置いてきていますか?
・あなたは、健全な人間関係を築くためには、ポジティブオーラと公平性が重要だということについてこれまで認識し、日常生活の中でそれを大事にするようにしていますか?
・あなたは、「私」が強すぎてメタ認知ができない人は中長期の人間関係がなかなかうまくいかないということについて理解をし、そこから少しでも過度な「私」を消すような感覚をこれまで持ってきていますか?
です。
---ここまで---
いかがでしたか?
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