登録日:2022/02/05
2月5日 土曜日
こんにちは、勝間和代です。
最近のスマホはどんどん画面が大きくなって重くなってきたので、手に持ってるといつでも落としそうです。なので、ここ最近はずっと、まずはストラップで首から下げた上で操作をしています。
まぁ、携帯落とさないようにするための命綱なのようなものです。一旦これになれるとストラップなしで操作はするのは本当に怖くて仕方がありません。
要は、ありとあらゆるものについて、私がミスをするということを前提に組み立てないと駄目なんでしょうね。
色々と安全柵を講じると気分が落ち着くので、様々な安全策、意外に心配性の私なので、みんなにやりすぎと思われたとしても追加していきたいと思います。
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やる気の仕組みを理解する ~ その4 やる気を求めるにはアクセルだけではなくブレーキをなるべく排除しよう
おはようございます、勝間和代です。
昨日はやる気というのは頭ではなく体すなわち感覚や経験を中心に生まれるという話をしました。そしてやる気を生むために必要なことは何かというと
「それを行うと自分にとって嬉しいことが起こる」
「それを行わないと自分にとって悲しいことが起こる」
という両面から、正のモチベーションと負のモチベーションを作り出し、無理やり人から与えられている気ではなく自分の内側からやる気が出てくることが必要だという説明をしました。
そうは言っても自分の内側からやる気が出るためには、実際には以下の二つが必要です。
その1 何かやりたいことに対して、それを補助してくれるようなアクセルがあること
その2 何か言いたいことに対して、それを阻害するようなブレーキが外れること
そして私たちのやる気を阻害してしまうのは、どちらかと言うとアクセルよりはブレーキの方なのです。
例えば私が昔から気にしてることの一つとして
「家族メンバーに怠惰な人ややる気がない人が一人でもいると、その人とのバランスをとるためどうしても自分もやる気を失うことで相手に無意識に気を使うようになる」
ということなのです。
自分だけがやる気いっぱいで前に進み続けても良いのですが、そうするとなんとなく行動で相手を非難してるような気分になる上に、相手はそう思っていないのかもしれないけれども自分だけ前に進んでしまうことが相手に悪いと思い始めて、なんとなく自分もブレーキをかけてバランスを取ろうとしてしまいます。
これは家族だけではなく仲間も同じでして、例えば最近おかげさまで私はゴルフはほとんど100を叩かなくなり、大体90前後になったのですがその最大の理由の一つは
「一緒にゴルフをしていて、こちらの方がスコアが良いとイライラする人とは一緒に行かなくなった」
ということがあるのです。この感覚は私達が持っていたのかなと思ったのですが、他のゴルフ仲間の友人も同じことを言っていたので、ああ、私だけではないのだとちょっとびっくりしました。つまり一緒にゴルフをしていて、自分より良いスコアになるように応援するタイプの人たちと一緒に行った方が、自分より良いスコアになった時になんだかんだ言い訳をしたりこちらの足を引っ張るタイプの人よりも気持ちよくプレイができるようになるわけです。
企業選びも全く同じでして、自分だけやる気を出すと浮いてしまってその企業から排除されるような組織ではなかなかやる気を出すことはできません。一方ブラック企業のように会社に全てを投じて最大限までのやる気を出さないといられないような会社もまた問題です。程よくワークバランスを整えながら、程よくお互いにやる気を出し合って協力体制を築きパフォーマンスを上げるような組織が必要になるわけです。
普段の私たちの生活の中で何かをやりたいけれどもやれない場合には、どんなアクセルが必要なのだろうと考えること以上に、一体自分にとって何がブレーキになってるのかということについても分析する必要があると思います。様々なノウハウ本ややる気を出してくれる本は色々な意味でアクセル側についてはアドバイスが多いのですが、何がブレーキ側になってるかということについては言及がないものが多いですし、またあったとしてもブレーキは人それぞれですのであてにならないわけです。
例えばドルコスト平均法一つ取ったとしても、なぜ実際にやる気に溢れてすぐに実行できる人と、なかなか様々なクリエイティブな言い訳をし続けてできない人がいるかと言うと、実行することのメリットよりも実行しないことによるメリットの方は何らかの形で上回っていると考えたほうが良いでしょう。
最も考えられるのは単純に仕組みがわかっていないので、損をする可能性を捨てきれないで強いということだと思います。少なくともドルコスト平均法を実行しない限りにおいては、お金が減ることはないのですが、様々な努力をしたにも関わらず最終的に投資をしてしかもお金が減るということについて耐えられない人というのはそれなりにいます。
5年から10年かければほぼ減ることはないので私は全く気にしないのですが、それは5年後とか10年後に初めてわかるわけであって、今投資をしていない人にとってはすぐに減る可能性は目の前にあるけれども、5年後10年後に増えるかどうかということについては実際に10年後にならないとわかりませんので、やる気の元にならないわけです。
むしろそのようなブレーキが働いてる人というのは、生まれてから現在まで様々な形で投資は損をするから怖いと言ったような呪いを色々な人から言われ続けていて、かつもしここでドルコスト平均法を行なって損をした場合には、家族を含めて周りの人からどれだけ
「それみたことか」
と言われかねないということをよく知ってるわけです。だからこそやりたくてもやれないというアンビバレンツな状態に陥っています。
どうやってこのような場合にブレーキを排除すれば良いかということなのですが、答えは簡単でして
「そのように批判をする可能性がある人には全く相談せずに、黙ってさくさくと前に進めていくこと」
です。一か月1000円でも2000円でも積み立ては開始できますので、それでやってみて実績を示してから他の人を説得しても良いですし、なんといってもそれを行うことで自分自身が勝手に説得されます。すなわち投資を使用して損をしたらどうしようというブレーキが外れるわけです。
そういう意味では、やる気を阻害する最大の理由の一つは
「うまくいかなかったらどうしよう」
「失敗したらどうしよう」
「やらなくても今のところ困ってないから大丈夫」
といったような、一人一人のクリエイティブな言い訳が最も影響していると考えます。 ありとあらゆる事について実行する能力をつけるためには
「失敗上等」
「失敗から学ぶ」
という考えを主軸にして、失敗したらどうしようというブレーキをある程度緩めておかないと前に進みにくくなるかなと思います。
完璧主義にこだわることも同様の先延ばし傾向の一つでして
「一番上手くいく方法を探したい」
ということであれこれ考え続けていると、次の行動に向けたやる気がなんとなく阻害されて、せっかくのパワーが前に進む方向ではなく、ありもしないベストな選択肢を探すというところに費やされてしまいます。
また自分にはできる勇気が力がある、自分には前に進む権限があるといったような形で、自分自身が何かを成し遂げられる、できるという予感が前にないとやる気が生まれにくくなります。これは一般的には成功体験と呼ばれているものですが、全く違う分野の学業やスポーツあるいは仕事上の業績でも何でも構わないのですが
「自分がやる気を出した時には、一定の確率で目標を達成することができるのだ」
という実績を持つことで、新しいことに着手をしようとするアクセルが踏み込まれ、同時にブレーキも外れるようになります。
当然なんとなくではなく、色々な方面からうまくいきそうな仕組みが手に入れば、私たちも前に進みやすくなります。一番やる気がわく時はどんな時かと言いますと
「自分と似たような資質似たような性格の人が、自分よりいち早く自分がやりたかったことについて達成し、かつそのやり方を詳しく教えてくれる時」
になります。
様々な新しいことの習得や達成に対して一緒に学び合う仲間が必要なのは、何と言っても自分以外の人がしっかりと達成をしてるということを目の当たりにできるからです。自分よりものすごく優れてる人だったらわからないけれども、自分と同じような人が達成できるのであれば自分もできるのではないかということを容易に想像できて、私たちはやる気が湧いてくるわけです。
私たちはどうしても色々な面でやる気が出てこないと、やる気がある人に比べて自分がダメなのではないかと自己卑下をしてしまいますが、やる気というのは本人の資質だけではなくこれまでの経験や周りの人とのバランス、そして具体的に達成したいことについてどのぐらい詳細にやり方がイメージできてるのかということで変わってきます。
だからこそ特定のコミュニティに属してる人にとっては当たり前のようにできることというのが存在するわけです。特に日本を含めた先進国で問題になっているのが、子供がある程度恵まれた環境に育ちますと自然にやる気が生まれるのですが、やる気がないのが当たり前あればやる気を出すとかえって周りからいじめられるような環境に育つと、わざわざ自分で無気力な状態を演技するようになり、演技の結果として本当に無気力になってしまうことがあるのです。
良い睡眠をとって、心身をリラックスさせ、十分な栄養をとるといったような外的な要因だけではなく、さらにやる気を発揮しても周りから罰せられないどころか、周りの家族や学校やあるいは社会的なつながりの人たちがそのやる気を応援してくれるような状況にあれば、誰でもすぐにそのやる気のスイッチが入りやすくなるのです。
特に人の評価を気にしたり人の目を気にしたりしてしまう人は、失敗を恐れたり完璧な方法を探そうとしたり、あるいはやる気があることを見せてそれを馬鹿にされたりするのを防ぐために、なるべく新しいことを避けようと知らず知らずのうちにしてしまう傾向があります。
しかし、やる気を出した時にそこにマイナスの言葉や評価を出してくる人たちとは、それをスルーするかもしスルーできないのであればなるべくそういった人たちと遠ざかるということを心がけることが、上手にやる気を出す方法になるのです。
あまりやる気のある人達に囲まれすぎると逆に自分だけがうまくいかないことを責められてるようでプレッシャーになるというタイプの人もいますので、これもほどほどにした方が良いかもしれませんが、いずれにしても普段の生活の中で自分にとって何がやる気のアクセルになっていて何がやる気のブレーキになってるかということはいつも確認をしておいてください。
特に人間関係が自分のやる気のブレーキになってるということに気づいた場合には、何らかの形で改善を試みることをおすすめしたいと思います。私たちのやる気というのは自分だけではなく環境や社会的つながりで大きく変わっていくからです。
4日目の課題は
・あなたは、様々でやる気についてアクセルを踏み込むだけではなく、何がブレーキになってるかということを考えそのブレーキについて積極的に取り除こうとする行動をこれまでしてきましたか?
・あなたは、失敗するかもしれないという恐れや完璧主義がやる気を阻害するブレーキになってる可能性をこれまで考慮してきましたか? またそういったものは自分自身というよりは他人からの評価を気にしてるということに気づいてきましたか?
・あなたは、やる気を出すことについてそれを推奨するようなコミュニティーや環境にこれまで身を置くようにしてきていますか? やる気を阻害するタイプの人とはなるべく距離を置くような習慣を持ってきていますか?
です。
---ここまで---
いかがでしたか?
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