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指が痛いよりも、舌が痛い方が仕事に差し支えました

登録日:2022/02/03

2月3日 木曜日

こんにちは、勝間和代です。

最近古い虫歯の治療をしていて仮の詰め物が入ってるのですが、だんだんとその仮の詰め物が凹んできて、ギザギザの歯がむき出しになってきました。

そして何が困るかというと、会話をしてもご飯を食べてもこのギザギザのところが舌にわずかに当たるのです。

一番痛いのはいつかと言いますと、音声入力の時です。かなりはっきりと喋れなければいけないのですが、はっきりと喋ればしゃべるほど。このギザギザの奥歯が下に当たってチクチクと痛みます。

特にずっと喋っていると少しすれている舌がだんだんだんだん痛くなってきて喋るのも辛くなってきます。指が痛い時にはキーボードを打つのが嫌でしたが、舌が痛いときには、音声入力が嫌になるというのは今回初めて知りました。

とりあえず本当のジルコニアが入るあと数日の辛抱なので、それまでは騙し騙しやっていきたいと思います。その間は音声入力やめてキーボードを入力しようかな。

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---サポメ本文---
やる気の仕組みを理解する ~ その2 一人ひとりのやる気のレバーは全く違う

おはようございます、勝間和代です。

今週のテーマはやる気の仕組みの理解になります。昨日のサポートメールではやる気の解明というのは現代の社会科学の一つのテーマであり、いったいなぜ私たちは何かを達成しようとしたり社会的に繋がろうとしたりあるいは自分の望みだけではなく人の望みまで叶えようとするのかということについて研究が重ねられてきました。

もちろん抜本的なやる気の一つには

「自分の子孫を残す」

という DNA の複製という大きな生物としてのやる気が存在するのですが、少なくとも人間のやる気についてはそのような簡単なものだけでは説明がつかないというのは分かりやすいと思います。

ちなみにこの DNA の複製ですが面白いのが、どうしても私たちは直系の子孫を残すことばかり複製だと思ってしまいますが、直系の子孫でなくても自分の同じ DNA を残すことができればそれでいいのだそうです。

具体的にどういうことかと言うと、一番わかりやすいのが血がつながった甥や姪に対する支援になります。自分の兄妹姉妹の子供であれば私たちの DNA を一部共有していますので、自分の子供でなくても、共有DNA がある相手に対して支援をすることが自分たちのモチベーションレバーの一つとして存在してるそうです。

ただもしこの子孫を残すということだけがテーマであれば、例えばなぜ養子をとるのかとかあるいは自分以外は子供も含めた社会の未来に対して投資をするのかということについて説明がつきません。

昨日、9つの性格というフレームワークの中で私たち一人ひとりが自分がどういう時にやる気が発火するかということについて主に9つのパターンがあるという説明をしました。自分と同じパターンの人のやる気については分かりやすいのですが、自分と全く違うところにやる気の発火点がある人の理解というのはとても難しいので、例えばそのようにやる気の仕組みが違う人たちが親子であると親子ゲンカになりがちです。

だからこそいつでもどこでも私たちが自覚しなければいけないのは、

「一人ひとりはやる気がある人とやる気がない人がいるのではなく、どのボタンを押されるとやる気が生まれるのかどうかということが違うのだ」

ということになります。

ちなみにやる気が出る状態というのは交感神経が刺激されて私たちが身体ともに動きやすくなってる状態と考えるとわかりやすいのですが、その時にはドーパミンやノルアドレナリンといったようなホルモンが体内に分泌されています。その時により自分や社会にとって貢献できるような形でやる気が生まれてその行動を誘発するぶんには本人も社会も幸せになれるのですが、いわゆる

「依存症」

というのは、私たちのこのドーパミンやノルアドレナリンのシステムを悪用して、まやかしのやる気やまやかしの安らぎを与えてしまうものを作り出し、しかもそれを商売として提供する人たちがいるので、タバコやお酒やパチンコといったような依存症によるやる気の搾取はなかなか世の中から消えないのです。

参考
依存症ビジネス | デイミアン・トンプソン, 中里 京子 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=128489&m=181355&v=f6591a72

ちなみに私が長い間このように依存症ビジネスについて警鐘を鳴らし続けているのは、9つの性格で言う

「タイプ8」

の要素が強いようで、自分が正しいと思うことについては自分の得になるのか損になるかは別として、それらに対し不正や偽善を暴露すること自分の使命だと考え毅然と立ち向かうことにモチベーションレバーがあるからのようです。

したがってそこにモチベーションレバーがない人にとっては、なぜそこまでこの問題について私がやる気に溢れるのかということについては理解ができないわけです。そして私の状態が良い時にはこういったことはパワーに溢れて正義感あり、リーダーとして尊敬できる人だということになりますが、このやる気が暴走すると、傲慢で自己中心的で人を人とも思わないような命令的な人という悪い印象を与えてしまうことになります。

ストレングスファインダーも、なぜ様々な強みを34個の資質に分けてその順番付けをするかというと、上位にある強みというのは自分が息を吸って吐くように発揮ができるので、その強みを使うことについて知らず知らずのうちにやる気が出て、どんどんその方面に進むようになるし、一方、下位の強みというのは一生懸命努力をしたとしても上手にならないため、その部分についてやる気が起きなくなり、その強みを発揮しなければいけないような場面においてはやる気が出ないし、その状況をなるべく避けるようになるということでした。

もし私たちが職業選択をする時には、9つの性格やストレングスファインダーで生まれつきあるいはその後の環境によって私たちが育て上げた

「このような状況であれば自分たちのやる気が生まれる」

という性格がありますので、その性格を存分に活かした状況を作り上げるのが良いのです。

例えば私は9つの性格においてもあるいはストレングスファインダーにおいても、コントロール性が強く自分の信じた道を進みたいという気持ちがある割には、人から賞賛されたり、特別であると称えられることについてあまり興味がありません。興味がないというよりはむしろそれはもう当たり前のことであるから、人からわざわざそう言ってもらう必要すらないのです。

だからこそ自分が全くコントロールできない環境であるメディア、特にテレビに対する出演というのは苦痛でしかありませんでした。今でも雑誌の連載などはほんの少し続けていますが、良くも悪くも相当私が相手から見れば傲慢な条件を提示した時にそれを飲んでくれる雑誌や編集者さんだけが仕方なく付き合ってくれているという状態でしょう。

それでもまあそういったような条件を飲めば、そこそこ連載その他ではおかげさまで人気が出ますので、そういった事が編集者さんたちのモチベーションレバーになっているのだと思います。

子育ての中で例えば良い成績をとったら何か欲しいもの買ってあげると言ったような

「ほうびで相手を動かす」

という方法が NG とされているのですが、それはなぜかと言うとやはり外部報酬や物的依存をもたらすと考えられるからです。それよりも本人が内なるモチベーションからどのように例えば学習に対する意欲を燃やすかということに対して親が手助けをしないと、いつまでも外部報酬がないと動かないタイプの人材にしてしまう可能性があるからです。

そういった意味では褒めすぎた子育てについても最近は警鐘が鳴らされているのは、こちらもまた褒められないと動かない人材を育ててしまう可能性があるからです。貶しすぎももちろんダメなのですが、褒めすぎて本来のレベルよりもずっと高い自己愛を育ててしまうと、挫折に対して弱い人材が立ち上がってしまいます。

やる気といいのは外的な刺激に対して内発的な動機付けが噛み合った時にうまく生じるわけです。この時の内的な動機付けが例えば子供時代に親を喜ばせたいと言ったような形で自分のためではなく他人のための動機づけだった場合には、親がいなくなった時に誰のために何をしたらいいかということを見失ってしまいます。これがいわゆる

「反抗期のなかった良い子が社会に出て挫折するケース」

になるわけです。

またブラック企業で働く人たちが、傍から見るとなぜあんなに働くのか、体を壊すぐらいであればさっさと退職してればいいではないかと思うにもかかわらず、過労死するまで働き続けてしまうケースがあるのは、まさしくこのやる気のレバーが何らかの形で入りぱなしになって暴走しているからです。

しかもこういった時のやる気というのは正のやる気ではなく

「うまくいかないと会社をクビになるかもしれない」
「うまくいかないと周りからバカにされている」

といったような負のやる気から行動力が生まれており、ブラック企業のブラック企業たる所以は、そのような負のやる気を上手に醸し出すシステムになってることです。

私は20代から30代にかけて6年間ほどマッキンゼーという会社に勤めていましたが、実はマッキンゼーについてほとんど知識がないまま採用試験を受けて、それほどどうしても入りたいと思っていないうちに受かってしまったので、入社後のオリエンテーションで

「Up or Out」(2年あるいは3年以内に一つ上のポジションに昇進できない人は、基本的に退職させられる)

という仕組みを聞いた時にのけぞりました。そんなに非人道的な会社があるのかとびっくりしたのです。

私は幸い人事評価がそれほど悪くなく、Outになる前には昇進をしていたので、辞めるまで退職勧告の対象にはならなかったのですが、それでも、さすがに6年間在籍しているうちに

「このような仕組みの会社にこれ以上在籍するのは、明らかにメンタルをやられる」

と理解をしまして、パートナーといわれる経営陣になる昇進時期の直前に退職することにしました。実際に在職してる間は母親が同居しているのを幸い、家事は母に任せきりにして家庭を疎かにしてクビにならないために仕事ばかりしていましたし、ブラック企業に勤めてる人のメンタルそのものでした。

また驚いたのは、このような仕組みですとそもそも昇進するよりもOutになる人の方が数が多いので、マッキンゼーを数年以内に辞めた人のほとんどは「Out組」なのですが、そのことはなかなか人には言えなかったし、また、自分が辞めさせられたということを昇華して人に言えるようになるまで10年ぐらいかかったという話を聞いたことでした。

マッキンゼーで教えてもらったフレームワークについては今でも感謝をしていますが、それでももしこの仕組みを研修で教えてもらえるのであれば、あえてブラック企業に勤めて嫌な思いをしてまで学ばなくても良いと思っています。

そのような洗脳はまあ何らかの形でどこかでパチンとなくなるわけで、ただそれでも洗脳されてる時には私たちは外部的な刺激による負のやる気であってもそのまま突き進んでしまうリスクがあるので、依存症ビジネスの一種として「やる気搾取の会社がある」ということは理解をしておく必要があると思います。

そしてこれは会社に限らず例えばサイコパスやパーソナリティ障害の人に依存された時も同じでして、相手の役に立っているという自己充足感の間違ってやる気から相手との関係性がズブズブになってしまうことがありますので、自分のやる気は搾取されずに自分が信じてることに使うということを明確にしてることをお勧めしたいと思います。

まずは自分のやる気のレバーがどこにあるのかということを色々な場面でいつも考え続けてみてください。また負のやる気レバーに動かされていないかということについてもチェックをしていてください。

2日目の課題は

・あなたは、一人ひとりのやる気の出し方は人によってまったく性質が異なっており、自分にとってやる気が出ることも他の人にとっては違ったりするということについて自覚的でしたか? 自分はどんな時にやる気が出るかということについていつも考えていますか?

・あなたは、自分以外の人を褒美のような形で、間違った動機づけを行って操作を仕様としていませんか? 特に自分の子供に対してそれをやっていませんか?

・あなたは、私たちのやる気というのは他の人から操作や搾取の対象になることがあり、常に自分のやる気を正しく自分のために使ってるかということを見直したりチェックをしていますか?

です。

---ここまで---

いかがでしたか?
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