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カフェに行って仕事をする時に補充してるのは、人成分の気がします

登録日:2021/09/24


9月24日 金曜日

こんにちは、勝間和代です。

ステイホームが続くと家の中で原稿を書くことが多くなるのですが、どうしても1日1回ぐらいは外に行って原稿を書きたくなります。特に紅茶や何かを食べたいというよりは何と言っても

「自分以外の人と、とりあえず一定の空間で一緒にいたい」

と思うからではないかと思います。ずっと1人きりだと、なんとなく、本当に自分が生きてるのかどうかわからなくなって見知らぬ人でもとりあえず側にいてくれるというのが社会的動物な私達として必要なのではないかと思います。

もちろんSNSやチャットでいつでも話をしてるのですが、それでも、物理的にそばに人がいると安心できると思うのですが、いかがでしょうか?

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長生きリスクと向き合う ~ その3 加齢が味方をする仕事を選ぶ

おはようございます。勝間和代です。

昨日は私達の老化というのは肉体というハードウェアだけではなく、頭や考え方といったような中身のソフトウェアも老化してしまうことがリスクだという話をしました。肉体のハードウェアの衰えについては止めることはできませんが、遅らせることはできるので、どうやって遅らせるかということを考えていきたいと思います。

一方、ソフトウェアについては、これはもう本人の考え方と行動次第です。そしてなんといってもこれまでのたっぷりとした蓄積や経験がものを言いますので、20年生きた人よりは30年、30年生きた人は40年の方がどんどん素晴らしいいソフトウェアを蓄積することが理論的には可能です。

そして今日どのようにしてソフトウェアの陳腐化を防ぐかという話とともに、金銭的リスクを同時に抑えるかと言う話をしたいと思います。それはなんといっても仕事を続けることだと私は考えています。しかもそれは年を取れば取るほどその仕事の価値が上がっていくものが理想です。

日野原重明先生が高齢者のスターだという話をしましたが、例えば医師などの仕事もその典型でして、激しい手術を伴うような外科医はともかくとして、内科医のような形で、問診と、それにしたがって、様々な診断治療を行う仕事においては、本人がどれだけの経験を抱えてきてどれだけの症例を見てきたかというビッグデータがものを言うようになります。

もちろん今後はそのような経験についてもAIやデーターベースがどんどん補ってくれる時代になると思いますが、同じデータベースを見る時にも本人の経験なしにデータベースを見るのと、実際に経験してからデータベースを見るのでは、その読み解き方の深みが変わってきます。

例えばファッションの仕事において、ファッションモデルの仕事とファッションデザイナーの仕事を比べた場合、よほどの理由がない限り、ファッションモデルというのは高齢になるとなかなか特殊なニーズしかなくなってしまいますが、ファッションデザイナーであればそのセンスが市場に受け入れられる限り何歳になっても続けることが可能です。

そしてこういったような職業選択は60代70代になって急に始めてももう遅いので、やはり、少なくとも40代、できれば30代より前からどのような仕事であれば、蓄積型となって自分の70代80代以降も価値がより増していく仕事かということを考えておく必要があるでしょう。

なぜ大企業を含めた会社の管理職は定年制度があるかというと、正直言って深い経験や知識を必要とされている専門職ではないからです。むしろ、ある一定以上のマネジメントスキルがあれば誰でもそれなりに収められるように設計されています。だからこそ、人事異動もあるし、評価制度も定型なのです。

私はメディアに画像や映像で出続けることについては既に興味を失っていますが、ものを書く仕事やその内容を声や言葉で届ける仕事については一生続けようと思っています。なぜなら、様々な経験や言葉や感覚についても一生蓄積ができますので、日々体験したり、読書をしたり会話をしている事が全てその土台になっていくからです。

ちなみに、メディア向けの仕事に、なぜさまざまな蓄積のある高齢者が採用されないかというと、見かけの美醜差別もありますが、それ以上にそこまでの知識の蓄積を必要とされるような場面がマスメディアでは少ないということです。マスメディアの主たる目的はエンターテインメントですので、エンターテインメントであればより若くて綺麗な人が面白おかしく話をする方が場に合ってるということになります。

一方、様々な書籍などを購入して、その内容を知りたいという人は、エンターテインメントで書籍を買う人がゼロとは言いませんが、基本的には様々な形でより良く生きる知恵や知的好奇心を満たすために書籍を買っている訳です。

そうなりますと、明らかに蓄積があった方が有利になりますし、また書籍の場合には書いている人の年齢がわかりませんし、書いてる人が若いよりは年齢を重ねている方がより信頼性が置けるのではないかという逆の意味の統計的な差別もあります。

現代アーティストにおいても、様々なアーティストの作品が評価が上がるにつれてだんだん値段が上がっていくように、加齢がその人にとって有利になるものもあるのです。

加齢が有利になる仕事を選ぶというメリットは、だんだんと加齢に伴って、時給単価が高くなっていくということです。時給単価が高くなれば、長時間労働をしなくても十分な収入を手に入れることができます。私が元々1日4時間労働ぐらいがちょうどいいのではないかという話をしていますが、ある程度の高齢になったとしても1日数時間労働であれば十分に死ぬまでそのペースを保つことができるでしょう。

アーティストや医師のように特殊な才能がなくとも、例えばセールスの仕事などはやはり加齢が味方をする仕事の一つです。「人生100年時代の稼ぎ方」という私と和田裕美さんの共著の中でも、和田裕美さんがいかにセールスが一生の仕事として素晴らしいかということを繰り返し繰り返し説いていました。セールスというのは、相手に何か製品やサービスを押し付けるのではなく、相手が困っている時にその困ってることを解決する方法を伝える役割と考えればわかりやすいでしょう。

もちろんセールスという仕事そのものにも向き不向きがありますので、アーティストや医師と同じく全員に勧められるわけではありませんが、いかにたくさんの種類の、そういった加齢が私達の味方になる仕事を知り、その中から自分のキャリアを選ぶかということが長生きリスク管理に向けて重要になります。

ドルコスト平均法のような資産蓄積だけではなく、やはり不労収入、特に労働収入が重要だということを私が何回も繰り返してるのは、ある程度自分の才能や経験を活かし、それに対し周りの人が感謝をしてくれた結果として自分に収入が入るという仕組みを一生保持することが社会的繋がりにもなるし、社会の流れに競争に負けないように取り残されないようにしようというモチベーションになるし、健康も保とうとするし、そしてなんと言っても金銭的なリスクを回避することができるのです。

加齢が味方をする仕事を選んで、それを一生続けるというのは、長生きリスクに対する最高の処方薬の一つだと私は考えています。もちろんこのサポートメールを読んでる全ての方が今現在そのような仕事についているとは限りませんし、その様なものは無理だと考えてしまう人も多いと思いますが、是非とも自分の可能性の一つとして、必ず頭に入れておいてほしいのです。

サステナビリティという言葉があります。持続可能性ということですが、やはり私たちが人生100歳までの計画を立て、そして穏やかに死を迎えるためには、自分自身の生活も全て、持続可能なものにしなければいけないわけです。そのためには、大きな変動は全く好ましくありません。

だからこそ、仕事においても細く長くというイメージを持って、しかも積み上げられるような仕事を自分で選んで管理をしていく必要があります。ESBIのフレームワークの中で、Employeeの仕事で最も不利なことは何かというと、どんなにEで色々なことを積み上げたとしてもその積み上げは、会社または株主に属するものであって、従業員には戻ってこないということなのです。

それであれば一時的には金銭的な収入は下がったとしても、その積み上げ分を含めてSあるいはBに変わって自分の人生100年を計画するというのは十分にあり得る選択肢なのです。

極端な話をしますと、SまたはBになると何が変わるかというと

「ある程度見かけがこざっぱりしていて、社交スキルがないと仕事がなくなるため、自分の生死に関わる」

ということが起きるので、昨日お話しをしたようなソフトウェアがどんどん陳腐化してしまうようなリスクというのを避けることが可能になるのです。金額の決まった企業年金や国民年金というのは、どんなに私達のソフトウェアが陳腐化しても必ず定額やってきます。

ところが、SやBになった時にやってくる収入というのは、よほど才能があるアーティストなどは別ですが一般的な仕事であれば一定以上の社交スキルを維持できていないと、文字通り、干されてしまうからです。

多くの人は早く競争から降りてのんびりしたいということを願っていると思います。しかし、競争から降りるということは、自分の陳腐化を自分に対し、意識的にも無意識的にも許してしまうということに繋がるのです。私達は競争があるおかげで時代の最先端を維持しようというモチベーションが働きます。対価があるおかげで、顧客に対し、優れたサービスを提供しようという気持ちが働きます。

どんな形においても、仕事から引退するというのは私達の様々なリスクにつながります。これまで男性の方が女性よりも引退後の老化が著しかったのも、男女の役割分担において、家事労働にほとんど関与してこなかったため、老後において居場所がなくなってからということを強く指摘されています。

だからといって、私達も老後において、自分の家族や子供、孫の管理ばかりするのであれば、相手も窒息してしまいます。実際に私の友人は自分の両親が自分の孫の面倒を見たくて毎日家に押しかけてくるので困るし、孫は孫で甘やかされて、ちょっとした雑用も全て自分でやらなくなってしまったということを嘆いていました。

私が相変わらず麻雀プロのライセンスを維持してるのと、ゴルフも熱心に行っているのは、自分が高齢になった時に同世代から麻雀やゴルフを習いたいというニーズがあるのではないかと思ってるからです。その時にこれまでの蓄積が上手に役立つと良いなと思っています。

長生きリスクを管理するということは、私たちがいかに社会に対して参加権を持ち続いているかということと同義だと思います。社会に居場所があり、役割がある限りにおいては、長生きすることは全く怖くないのです。むしろ、その設計ができていないから、私達は長生きが怖いと思っているということをリアルに自覚すべきではないかと思います。

3日目の課題は

・あなたは、長生きがリスクになるのは、社会から必要とされなくなる結果としてソフトウェアが衰えたり、お金がなくなるからであり、そういったリスクを管理できれば、長生きは全く怖くなくなるというイメージを持つことができましたが?

・あなたは、仕事を選ぶ際に、死ぬまで続けられるという持続可能性を軸として仕事を構築してきていますか? スキルが蓄積型のものをキャリアとして身につけてきてるでしょうか?

・あなたは、社会参加をしながら競争をして、自分を高みに向かわせるということは、決してネガティブなことではなく、それがアンチエイジングや健康ややる気の元になってるということを理解することができましたか?

です。

---ここまで---

いかがでしたか?
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