登録日:2020/05/16
5月17日 土曜日
こんにちは、勝間和代です。
自宅生活も随分長引いてきて、相変わらず毎日快適なのですが、どうもこの快適すぎるのがなんとなく老ける気がするのは私だけでしょうか?
当たり前ですけど、寒いも暑いもありませんし、不快なこともありませんし、ご飯は美味しいし、ストレスはないし気持ちがいいということでストレスがなさすぎてしまって刺激が少ないような気がします。
生きていく中で、ある程度のトラブルがあった方がやる気もできるし、新しいことへのチャレンジ精神が湧くような気がするんですけれど、どうなんでしょうね。
まぁ、否が応でもこの生活はずっと続く訳ではないので、そのうちまた解除された時にその違いがわかっていくと思います。
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---サポメ本文---
フレームワークを自分で作れる人になろう ~ その5 既存のフレームワークをいろいろ変形させ、応用していく
おはようございます。勝間和代です。
昨日は、さまざまな観察や体験から、私達が軸を見つけ出し、その軸に合わせて、自分が考えたいこと、やりたいことに対して取捨選択をし、その時々に応じた尺度をもって、周りを見るという習慣を伝えてきました。
そして、この尺度自身もいきなり無から有が生まれるわけではなく、これまで私達がさまざまな場面で習ってきて、つちかったフレームワークを応用して得られるものがほとんどです。
私達が小学校からずっと学校で物を習ってきた時に、何を習ってきたのかということについては、あまり自覚的ではないと思いますが、あれはフレームワークと言う視点で見ると様々なフレームワークの手法を習ってきたと考えることもできます。
私が塩分0.6パーセントから0.8パーセントという数式を知った後に、それをさまざまに醤油や味噌にパーセンテージを変形することができるのも、数学の中での比例というフレームワークを学んできているからで、その応用になります。
デザインを考える時には色が重要ですが、色は実は
・明度
・彩度
・色相
の3つの属性があり、通常私達が色と呼んでいるのは、主に
「色相」
のことです。
参考
デザイナーの共通認識「色相・明度・彩度」の色の三属性を完全マスター! | torikumu | Webデザイン・プログラミングを勉強できるサイト http://krs.bz/katsumaweb/c?c=113984&m=174309&v=dd8b81e0
例えば同じ黒でコーディネートをしようとした時にも、明度や彩度が違う黒をあわせるとなんかてんでバラバラな感じになってしまいます。
なぜ同じブランドのものだと決まりやすいかというと、明度や彩度がそのブランドによって大体同じだからです。そのフレームを理解していると、いわゆる自分のファッションについて季節のカラーだけではなく、自分に似合った明度や彩度を特定することができます。
ちなみに私は、理由はわかりませんが、彩度がかなり鮮やかな服でないと、似合わないような気がしています。
このフレームワークを知ってるだけでも、自分なりのファッションの為のフレームワークを作ろうと思った時にも、コーディネイトについてより分かりやすいフレームワークを作ることができるでしょう。
また、料理の例で、材料-切り方-加熱-味付け-盛り合わせ、のような手順を知っていると、市販のレシピを見た時にその手順に引き直すことができるようになります。そしてこれからがポイントなのですが、この手順に引き直しても、なおかつそこに収まりきれない情報があった場合に、それはフレームワークを修正する大チャンスになります。
例えば、上記のフレームワークでは
・色どり
・食感
のようなフレームはありません。それに気づくと、また自分で新しい料理のフレームワークを作って、実生活にも応用できるし、自分でも試すことができるようになります。
この既存のフレームワークに色々な知識を当てはめてみた時にうまくはまらなかったつぶつぶを知り、またそのつぶつぶをどうやって分類できるのかということを考えると、新しいフレームワークを作ることができるようになります。
様々な学習をしたり、体験をしたりする時には、常にこれまで体得しているフレームワークを無意識にでもいいから準備し、そこで、どこの部分までが既存のフレームワークで抑えられて、どこの部分からはみ出てしまうのかということを考えると、これまで持っているフレームワークの知識の再強化に繋がる上、新しいフレームワークをどんどんと手に入れられるようになります。
また、私達がどの分野について知識が深く、どの分野について知識が浅いということを考える時にも、自分がすっと状況をフレームワークで理解をできることと言うのは、そこの分野に馴染みがあるときであり、なかなかフレームワークが浮かんでこないと言う時には、その分野に知識が浅いということも判断できるようになります。
また、同じフレームワークの部分ばかり深堀しても新しいフレームワークが広がらないため、本を買ったりセミナーに行こうと思っている場合にはさっと自分のフレームワークに当てはめてみて、少なくとも半分以上を新しい部分があるなと思う時に受講するようにすると効果的です。
フォトリーディングでは、新トピックリーディングという手法がありますが、これは何かと言うと、一つの分野の本を5~6冊読んでそこから共通するフレームワークや、相反するフレームワークを抽出するものです。まずはフレームワークとしてザクッと分野の知識を得ることで深堀りができるようになります。
そういう意味では、以前がんの専門医で、YouTuberの押川勝太郎さんと対談をした時に
「自分ががんになったときには、1人の体験談だけ深く読み込むのは危険であり、患者会に参加をして、多様な体験談を聞くこと」
というのも、まさしく、同じ病気にかかった人達の話を1人だけのストーリーで聞くのではなく、色々な話を聞くことでフレームワークに組み立て行っていこうと言う発想だと考えます。
フレームワークというのは様々な特徴を一つ上の段階に引き上げて抽象化をするものです。うちのちろちゃんも、あおちゃんも、猫とか、保護猫とかいうカテゴリーでは同じですが、なつこいちろちゃんと人見知りのあおちゃん、毛色が3色のちろちゃんと2色のあおちゃんなど、いろいろと違ったフレームを持っています。
常に何かを観察した時には、そのフレームに当てはめて、物事を考えると、考えの整理がつきやすくなります。私はこのサポートメールをいつものように、音声入力と親指シフトの併用をして入力をしていますが、例えば、親指シフトに向いてるキーボードと向いていないキーボードがありますが、それをいちいち個別に考えるのではなく
・スペースキーが狭く、無変換や変換キーの大きさが大きい
・同時打鍵をしたときにキーボードの認識が正確である
・変換キーの位置が、できればNの下、少なくともMの下にある
みたいなフレームを自分で組み立てて持っていると、キーボードの写真を見ただけで、そのキーボードが親指シフトに向いてるかどうかも分かるようになります。
さらに、このようなフレームがあると、キーボードのハードウェアの形状ではなく、ソフトウェア側を変えて、より親指シフトがうまくできるようにとキーボードのエミュレーターを書き換えるという発想も生まれるのです。
Orzレイアウト 導入方法 -KeyRemap4Macbook- ― ものくろぼっくす http://krs.bz/katsumaweb/c?c=113985&m=174309&v=3a962777
フレームワークでものを考えるというのはある意味、慣れみたいなものです。さまざまなフレームワークのボキャブラリーが溜まってくると、自然とそれを組み合わせてまた新しいフレームワークを作るようになりますし、あるいはフレームワークに合わせて、実際に不都合な事についてこのように変形できるのではないかと言うアイデアも生まれてきます。
是非とも色々な種類のフレームワークをまずは導入し、その変形や応用、さらには現実への組み合わせに慣れていってみてください。
5日目の課題は
・あなたは、既存のフレームワークを組み合わせたり、変形したりして、自分なりの新しいフレームワークを作ることに慣れていますか? 無意識にそういうことをしていますか?
・あなたは、さまざまな知識を習得する時には、フレームワークがあると効率的に学ぶことができ、目の前のことが新しい知識かどうかは、フレームワークからはみ出るかどうかで判断できるということに気づいて、そのような応用をしてきましたか?
・あなたは、自分のフレームワークに既存の製品やサービスが合わないときに、新しい製品やサービスを開発することでより効率的に動こうとする発想を持ってきましたか?
です。
---ここまで---
いかがでしたか?
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