登録日:2020/05/14
5月14日 木曜日
こんにちは、勝間和代です。
おこもり週間の仕事改善チャレンジの一環として、久しぶりにモニタースタンドを取り替えました。前のモニタースタンドはエルゴノミクス型で悪くなかったのですが、軽量なので、私がタッチでモニターを触ると微妙に揺れていました。
それがいやで新しいモニタースタンドを買ってはいたのですが、取り替えるほど不便ではなかったので放置していたの、やっと重い腰を上げて組み立てで取り替えました。
そうすると安定性が良くなったので、横型だけではなく縦型で見るのも苦でなくなりましたし、まぁ、スマホと違って自動では回転しないのですがちょっとした操作で縦と横は変換できるので、アプリに合わせて縦型と横型を選ぶようにしています。
例えばこのメールマガジンのように原稿を書くときには圧倒的に縦長の方が便利です。そして縦長になった時ほどタッチパネルの真価が発揮されまして、 いちいちマウスを縦に長く移動させるよりは手で触ってしまったほうが早いのです。
まあ本当に毎日いろいろチャレンジができて楽しいです。
---------------------------
サポメ試し読みキャンペーン中です!
---------------------------
5月12日~18日まで、この無料メールマガジンを読んでいる皆さんにこれまでに配信したサポートメールをお届けします。
サポートメールは勝間和代からのアツいメッセージを毎朝あなたのPCと携帯に届けるシステムです。
毎朝このメールを読んでから会社に行く人の気持ちを体験してみてください。
そして、自分の人生に対するモチベーション変化を是非実感してください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=113930&m=174309&v=8609ec77
サポートメール1か月無料体験のお申込みはこちらから
---サポメ本文---
フレームワークを自分で作れる人になろう ~ その3 新しい体験・知識には、なぜそれが新しいのか、フレームワークを意識する
おはようございます、勝間和代です。
昨日は自らさまざまな事柄について、分類を試みることで、その特徴付けを掴み少しずつフレームワークの概念を得ることができると言う説明をしました。
そして今日、習慣化してほしいことは何かというと、新しいものはなぜ新しいかということをフレームワークから考えることです。
私たちの日々の生活の中で新しい話、新しい知識、新しいもの、新しいサービスなどに触れることがよくあります。そしてその時に
「一体この新しいものは、なぜ今までのものと違って、それを私達が新しいと感じるのか」
ということを分析するのです。そうすれば自分にとってどのようなフレームワークがそれまであり、そして新しいものは、そのフレームワークから「何がはみ出るのか」ということについて感じることができます。
この秋から冬にかけて、私は新しい発見を色々していますが、例えば
「栗くり坊主」
という、栗の皮を剥くだけの栗バサミ道具が、ものすごくお気に入りになりました。
勝間和代の、栗くり坊主を使って、蒸し栗をシュガーフリーで楽しもう。 - YouTube http://krs.bz/katsumaweb/c?c=113931&m=174309&v=61144ae0
そこで、なぜ、これがそんなに私に受けたかというと、以下のような新しいフレーム(発見、特徴)があったからです
栗バサミの特徴としては
-ハサミの角度をつけることで、皮を剥けるようにする
-片方をギザ歯にすることによって、上手に栗の皮に歯を食い込ませる
というような形で、私にとっての「ハサミ」「皮むき」に新しい軸が加わって、まずはなるほど、となりました。
次に、この蒸しただけの栗を食べたときに
-ああ、ふだん、栗を食べるときに、2つに切ってスプーンで食べると、とてつもなくスプーンの味がじゃまだったんだ
-さらに、スプーンだと、自分の歯で栗を噛みしめて、噛むという行為がほとんどできないから、物足りないんだ
という2つの軸があって、ますますおいしくなるということを発見するわけです。
そして、これらの新しい発見による特徴をなぜわざわざ意識をするかというと、今後何かを分類したり、あるいは自分で新しいフレームワークを作ろうとした時にこの時に見つけた特徴が役に立っていくからです。
調べていくと、この栗くり坊主を作っている諏訪田製作所という会社は新潟県の刃物の町である三条市のメーカーであり、ほぼ同じ形状で行くと、爪切りやあるいは、類似商品だと、銀杏を割るハサミを作ってるということが分かります。
さらに、単なる刃物メーカーではなく
「刃と刃を合わせて作るニッパー系の刃物を作る会社」
ということまで理解をできます。そうすると、なるほど、この栗くり坊主という道具は、キッチン用品でもあるけれども、ニッパーや爪切りの仲間なのだ、ということが整理できます。
そしてこういったつぶつぶのフレームやフレームワークは将来いつ役に立つかというと、このようなフレームが無意識に蓄積されていくと不思議なことに私達の頭の中で何か新しいものを見た時に、蓄積されたフレームからフレームワークをまるでジグソーパズルのように自動的に作り始めるのです。
フレームワークというのは何か類似したことを軸にして、グルーピングをして整理をする技術になります。そうすると私達の知識の中に、グルーピングをするための材料が沢山ないと、いきなり無から有は産めないので、なかなかグルーピングもできないし、フレームワークもできないと言うことになります。
様々な比喩表現というのも、実はフレームワークの一種です。このサポートメールの初日に冷蔵庫の例によりフレームワークを説明しましたが、冷蔵庫の例えというのも正しくフレームワークの構造を理解した上で、冷蔵庫の特徴をさらに抽象化すると、その両者が類似であるということから、比喩として使えるということが頭の中に浮かんできます。
ですので、栗くり坊主を見たときに、明日はあれはニッパーの一種なんだということがわかるようになれば、また類似のものを見た時にも同じカテゴリーとして認識することができますし、そして栗くり坊主の説明を人にするときにも
「ニッパーのような形状」
という説明をすることができるようになります。
また最近私が熱心に行っているゴルフクラブの軽量化ですが、軽量クラブを勧めてくれた人の表現が非常に面白く、
「ヒゲをそろうと思った時、カミソリによる細かい動作が必要だが、それをナタですることはできない」
ということでした。正しくゴルフのボールヒットでも、細かい操作が必要にも関わらず、ゴルフクラブが重すぎてカミソリではなくナタになっているということを説明したものです。
この表現をもらうことで、私の頭の中でひらめいたのが
「ああ、ゴルフクラブの重量は、本人の体重比か、あるいは筋力比で計算していかないと、適正な重さにならないんだ」
ということでした。頭の中で新しいフレームがひらめいたわけです。
そこで、まずは、メンズクラブの重りを抜いて使ってみたのですが、やはりバランスが悪いので他にクラブを探したところ、徹底して軽量化を図ったというシリーズのゴルフクラブをみつけました。
・テーラーメイド Mグローレ
M GLOIRE | TaylorMade Golf http://krs.bz/katsumaweb/c?c=113932&m=174309&v=9343a718
いくつか買って試してみたところ、急にこれまで全くできなかったクラブのコントロールができるようになりました。
いろいろ調べてみたところ、要は、これまでのクラブは比較的アスリート向けにできていたのに、このシリーズは体力も運動能力を日本人の平均的な人に向けて作ってある、というコンセプトなのです。私は、身長・体重・筋力とも、ほぼ日本人女性の平均ですから、これは合致する可能性が高いということになります。
つまり、これは新しいフレームワークを使ったクラブだったわけです。昨日の勝間塾杯では、私があまりにもドライバーをまっすぐ飛ばすので、同じ組だった他のプレーヤーさんも、このシリーズのクラブを買おうかと迷ったくらいです。
何らかの形で新しい出来事や新しいものなどから、これまでにないフレームを手に入れたら、次はとにかく、そのフレームをどうやって応用できるのか、考え続けます。そして、今すぐ応用できなくても、あとあと材料として背中のリュックサックに入れておいて、必要なときに取り出せばいいのです。
そのためには、いつも、新鮮な材料に気づき、せっせとそれを手に入れるようにしてください。その積み重ねで、その類似のものについてまたフレームを発見できるし、新しい自分でフレームを組み立てられるようになります。
3日目の課題は
・あなたは、日々の生活の中で新しい知識、新しい物事、新しい体験に出会った時には、なぜそれが新しいのか自分にとっての新機軸を取り出すようにしていますか?
・あなたは、比喩表現というのは、類似のフレームワークを重ね合わせたものであり、比喩表現が上手になることで、フレームワークもイメージがしやすくなることを理解できましたか?
・あなたは、新しい発見があった時に新しい軸を手に入れることができれば、さらにその軸同士を組み合わせて自分のフレームワークの材料となることをイメージできましたか?
です。
---ここまで---
いかがでしたか?
サポートメールでは一週間ごと(月曜日~日曜日)に1つのテーマで毎朝5時にメッセージをお届けしています。
興味を持たれた方は、ぜひお申しこみください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=113930&m=174309&v=8609ec77
サポートメールお申込みはこちらから
(1か月無料体験もございます)
---------------------------
「勝間塾」及び「サポートメール」のご案内
---------------------------
こちらのメルマガは無料ですが、さらに、みなさんのコミュニケーションと成長をサポートするための、定期・有料のプラットフォームを2種類、用意しています。
-勝間塾に入る(月額5029円、含むサポートメールサービス)
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=113933&m=174309&v=745e018f
毎日届くサポートメールに加え、毎月ごとに決まる課題や課題図書と月例会で、みなさんの大幅な年収アップや、資格取得、起業や出版、資産形成などをサポートします。
オフ会や合宿も盛んです。学びたい仲間に出会うことができます。
特に、ストレングスファインダーで「最上志向」「学習欲」「内省」「収集」などが多い方が多数集まっています。
ドリームキラーのない環境で、一緒に支え合って、成長していきましょう。
※月のどこのタイミングで入会されても、そこから1ヶ月単位で課金が始まりますし、サービスも始まりますので、入会は月初でなくても大丈夫です。
-サポートメールに入る(月額1027円、当初1ヶ月は無料体験あり)
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=113930&m=174309&v=8609ec77
毎日届くサポートメールのサービスです。1週間に1つのテーマを扱っています。これまでの数年分のバックナンバーも読めます。
--------------------------
友だちにこのメールマガジンの登録を勧める
---------------------------
こちらのメルマガは無料です。くすっと笑ってしまうような話や、なるほどと思う話が多いと思った方はぜひ、下記のアドレスから、友人にメルマガ登録を推奨ください。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=113934&m=174309&v=ac9d7aa9