登録日:2018/01/09
こんにちは、勝間和代です。
新年度から、これから説明する理由により、勝間コミュニティへのアクセスを勝間塾生に限らせていただくことにします。
サポートメール会員の皆様には、これまで通りサポートメールはお届けしますし、バックナンバーは購読できますが、コミュニティにはアクセスできないようになります。
まず、勝間塾と、サポートメール会員は、そもそも異なったサービス体系としてスタートしました。サポートメールは2009年からスタートし、その当初にはポータルやコミュニティはありませんでした。
月額1,000円という費用体系も、メールの配信と、配信サーバーのメンテナンスに対してつけられた価格体系です。
その後、2011年4月から、勝間塾サービスが始まりました。こちらは、ポータルを新規に設計し、そこへのシステム費用負担や、人員の雇用と配置、日々のメンテナンス活動を行っております。
その費用負担等から逆算し、月額5,000円という体系でスタートしました。
ただこの時に、月額1,000円のサポートメールサービスを合わせて受講している塾生と、勝間塾のみのサービスを受講している塾生が混在し、サービスの運用や勝間塾の月例会の設計計画に支障をきたしたのと、両方を受講している塾生の費用負担を緩和するため、勝間塾にサポートメールサービスを付加することとしました。
同時に、サポートメール会員にも、私たちのポータルサービスにアクセス可能としました。コミュニティの活性化と、サポートメール会員に勝間塾生と触れ合ってもらって、勝間塾の魅力を知っていただきたかったからです。
その時にポータル名を勝間塾ポータルとしてもよかったのですが、勝間コミュニティとしました。
そして、私たちの予想通り、コミュニティは活性化し、勝間塾生とサポートメール生の間の交流も活性化しました。ところがこのような運用を続けてきた結果、思わぬ副作用が起きました。
それは何かと言うと、データーベース上、課金データーベースに毎回アクセスしなければいけないので、コミュニティ内で勝間塾生が利用できるサービスと、サポートメール生が利用できるサービスを、月例会以外に大きく制限をしていませんでしたが、一部の勝間塾生の間に、以下のような大きな誤解が生じました。
それは何かと言うと、月額5,000円のサービスに含まれているものは、
「1,000円のサポートメール+ポータルサービス」と「4,000円の月例会サービス」
の融合あるという発想です。
つまり、「勝間塾」コミュニティにアクセスするためには、月額1,000円で十分であり、5,000円はもったいないと言う考え方が昨年あたりから、一部のメンバーを中心に、広まり始めたのです。
私は、まさか、これだけの手間ひまをかけたコミュニティとシステム運用、そして人員の配置が月額1,000円では可能なわけがないということを、勝間塾生の方たちが見抜けないとは思っていませんでした。
しかし、そのように判断した人が2桁に上り、かつ、その人たちが様々なオフ会等で、積極的にこの5,000円の勝間塾生に対して
「5,000円を払っているのはばからしいから、1,000円のサポートメール会員にした方がいい」
という勧誘活動していると言う報告を複数受け始めたのが、この冬からです。また、直接の勧誘をうけていなくても、そういうことができるというメッセージを受け取って、多くの塾生の混乱が始まりました。
まさしくこれは、私たちの設計不備と、ルールを明文化してないことによる混乱です。
何が一番悲しかったかと言うと、私が何年間も心血を注いで行ってきたサポートメールや勝間塾生へのサービスが、一部の方々に
「費用対効果」
「勝間塾全体とのウィンウィンではなく、自分だけのウィンを考える」
というように転換され、思想が全く伝わっていなかったことです。
そしてその全ての責任は私にありますし、システム設計の上にあります。
システム設計の不備が運用の支障をきたしてる以上、私たちはその状態を看過することはできません。
また、この不備を理由とした混乱と、意味のない2つの会員の対立構造をまねいたのも、すべて私たちの責任です。また、この構造を今後も残しておくことは、必ず同じことがおきるでしょう。
したがって、1,000円のサポートメール会員が本来、5,000円の会員のために設計したポータルにアクセスできていることそのものが問題だと考え、残念ながら、この2つのサービスを分離させていただくことにします。
この分離に伴う非難はどんな非難でも享受をするつもりですが、予定は変更しません。様々なご意見は、コミュニティではなく事務局の方で承ります。
サポートメール会員の方は、2018年3月いっぱいまで、コミュニティにアクセス可能なので、それまでに4月以降もコミュニティにアクセスしたい場合には、会員種別を変更するかどうか、ご検討ください。
私たちは、勝間塾に月額5,000円のサービスに見合うだけの価値を提供していきたつもりです。ぜひ私たちは一緒にリスクをとって、人生を変えて欲しい人だけに、アクセスしてほしいのです。
勝間塾及びそのコミュニティのためにこれからも心血を注いだサービスを提供する予定です。そして、私たちの設計不備のため、不必要な心痛をさせてしまった塾生、サポメ生すべてのみなさまに、心からお詫びをします。
これからも、どうかよろしくお願いします。