登録日:2017/03/10
3月10日 金曜日
3月に入って、花粉が飛びまくっています。毎日とにかく、目がかゆくてしょうがありません。鼻水が出るのは、まだ鼻をかめば何とかなるので我慢できるんですが、目のほうは、どうしようもないです。
私は目にまつげのエクステンションをつけているのですが、特に夜中に寝ているうちに、知らず知らずに目をこすっているようで、あっという間に全部落としていました(笑) 。
花粉症の人の割合は、全人口の
「26.5%」
と言われているようですが、何か直感的には、もっともっと多い気がしませんか?
実際、こすってなくなってしまったので、まつげのエクステンションをつけにいったときに、担当のアイリストの方が
「そうなんですよね。自分の担当のお客様ですと、 8割がたの人が花粉症で、私が花粉症でないというと、逆に『えーーーっ』と驚かれます」
と笑っていました。
先日、ゴルフに行くので、久しぶりに抗アレルギー剤を飲んだのですが、途中で倦怠感が強すぎて、辛くなってきました。あちらを立てればこちらが立たずで、大変です。
最近は新薬で、副作用の少ない抗アレルギー剤もたくさん出ているそうなので、またいろいろ試してみたいと思います。
早くスギ花粉がなくなりますように。スギを植樹した人は好意だったと思うのですが、まさか何十年か後にこんなことになるとは、予想もつかなかったでしょうね。
ちなみに、スギ花粉症の有病率は、 40代が1番多いんだそうです。どうりで身の回りにたくさんいるわけです(笑)。
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おはようございます、勝間和代です。
昨日までの話、多くの起業をした人たちから「まさしくその通り!!」という声をいただいて、うれしく思っています。
昨日は提供する製品・サービスの話でしたが、今日は顧客の話です。
よくある勘違いが、
「顧客を他の市場から奪ってくる」
という考え方です。例えば、私が「お金は銀行に預けるな」の原案を考えたときに驚いたのが、金融・株式コーナーに所狭しと並べられている投資本の数々です。これはまさしく、小さな市場で顧客を奪い合っているわけです。
一方、「お金は銀行に預けるな」はいまでも、もっとも売れた投資信託本だと思っています。それはなぜかというと、すでにある顧客の市場を奪いに行ったのではなく、
「顧客を初めから育てる」
という手法をとったためです。投資をしたいのだけれども、どうしたらいいのかわからない、という顧客未満の人たちを顧客に育てるための本だからです。
先日、みなさんがいらしてくださった人狼TLPTも完全に顧客を育ててあそこまで大きくなりました。さらに大きな例だと「AKB48」が有名ですね。ウィンウィンもなるべく、既存のゲームカフェなどとぶつかる顧客ではなく、これまでゲームをしていない人たちが、学びながら、遊んでもらえるように考えています。
勝間コミュも実はそうでして、自己啓発のコアファンと言うよりは、それまで自己啓発の概念があまり強くない人が、たまたま知って、そこでやってみたらものすごく楽しいし、いろいろなことがうまくいく、ということを知ってもらうことが一番いいと思っています。
この手法ですと、何がたいへんかというと時間がかかります。手間暇もかかります。しかし、ちょっと考えてみてください。既存の顧客を
「奪う」
のであれば、あなたが勝負できるのはせいぜい、価格と利便性くらいです。で、価格に関しては、だいたい3割から半額は安くないと来ません。利便性もまぁ、いいに越したことはありませんが、けっして、その人が言いふらしてくれるほどのファンにはならないでしょう。
一方、育った顧客というのは
・これまで買ったことがない商品や得たことのないサービスを
・その起業家が起業してくれたことで、初めて持ったり、体験できた
人たちです。
まず、既存のサービスの顧客ではありませんから、比較対象がありません。加えて、そこが新しい楽しさや体験をもたらしてくれていますから、その企業が大好きになります。
顧客を育てるための手法は、まずさまざまなパブリシティーや広告で、その商品・サービスの存在を知ってもらうこと、そして、一人でも多くの方がそれにリスクなしに触れてもらう場を提供し続けることです。
そして、そうやって触れてくれた人全てかすぐに顧客になる訳ではありませんが、一定確率で新しいコアのファンが増えていきますので、その人たちを核として、顧客層を少しずつ広げて、形成していくのです。
4日目の課題は
・あなたは、顧客獲得はどこかの顧客を奪ってくるものと勘違いしていませんでしたか?
・あなたは、起業家とは顧客を育てる人だということを明確にイメージできていましたか?
・起業している人は、顧客候補の方にいろいろな体験や情報を通じて、その人たちを顧客に育てると言うことについてどのくらいの努力を行ってきましたか?
です。
そう、起業において、もっとも重要なのは生産する製品・サービスではなく、「どうやって顧客を育てるか」という観点になります。
これは起業している人でないとなかなかピンと来ませんが、ここに成功した人は間違いなく、起業も成功しますので、ぜひ、軸として大事にしてください。
---ここまで---
いかがでしたか?
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