登録日:2016/10/11
お世話になります。勝間和代コンテンツ事務局です。
先日より11月12日、13日に行われるフォトリーディング集中講座のご案内をさせていただいておりますが、「イマイチフォトリーディングってわからない」という方もたくさんいらっしゃると思いますので、1週間にわたって、過去のサポートメールのバックナンバーを配信して、フォトリーディングについてご紹介したいと思います。
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速読の勧め その4 フォトリーディングを習ったのに挫折した私は何がいけなかったのでしょうか?
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これもとても多い質問です。年間、5千人もの方が習う割には、おそらく、かなりの割合の人が、それを使わなくなってしまいます。
答えは簡単で
「フォトリーディングという新しい読み方が定着するまで続けないから」
になります。
どうしても、昔の読み方の方が短期的には楽なので、戻ってしまうのです。昔の読み方とは、リラックスや集中をせず、視野を広げず、1行1行、頭から読んでしまうやり方です。
一方、フォトリーディングでは本の全体像を把握したあと、リラックスと集中を行い、著者と会話をするような形で頭に質問文を置いて、緩急をつけながら読んでいきます。読むときにも、しっかり読むところと、読み飛ばすところを区分けしながら、進んでいきます。
フォトリーディングを挫折する一番の理由は
「読み飛ばすことを怖がってしまうから」
です。
しかし、私たちが人と会話をしているとき、あるいは、映画を見ているとき、本当に一文一語、逃さずに聞いているでしょうか?
実際には違いますよね。全体の文脈と流れから、必要なところだけを鋭く聞いて、必要が無いところは、全体ではつかんでいるものの、細かいところはざっくりとしか聞いていません。
ところが、すべて聞き逃さないようにするよりは、リラックスして必要なところだけ聞いた方が、結局頭に残っています。文章も、そうやって読めばいいのです。
フォトリーディングでは、講座が終わったあとに、100冊の本をフォトリーディングの手法で読むことを薦めています。1日1冊読むとして,だいたい3ヶ月です。フォトリーディングを学べば、1冊20〜30分で十分読めるようになりますので、さほど苦になりません。
せっかく2日間、10万円ものコストをかけたのですから、その後、ぜひ、続けてマスターして欲しいのです。
よく事例に上げるのが、新聞の読み方です。私たちは新聞を読むときに、すべての内容を読もうとしていますか? 違いますよね。見出しで興味があるかないかをざっと眺めて、その中で本当に興味がある記事だけをしっかりと読みます。
それとまったく同じことを、あなたの本でもすればいいだけです。ただ、新聞と違ってその構造が至れり尽くせりになっていませんので、そこを自分で組み立てていけばいいのです。
また、フォトリーディングの教室に通ったときには、ぜひ、そこでこれから支え合う仲間をみつけてください。そして、互いに何冊読み終わったとか、この本がおもしろかったとか、知恵を共有し合って、支え合って、互いに定着するまで、続けて欲しいのです。
アメリカでは、夏にミネソタでフォトリーダーの合宿も行われています。全世界から100名のフォトリーダーが集まり、考案者のポールシーリーを囲んで、休暇を兼ねていっしょにフォトリーを学び直したり、最新の研究成果を聞いたりしています。
日本でも同じような合宿を行いたいと思っていますので、ぜひ、挫折してしまったフォトリーダーのみなさん、それまでに講座を再受講したり、あるいはふだんから自主練をして、その合宿に備えてください。
必ず、あなたの投資に成果が付いてくるはずです。
■今日のまとめ
・フォトリーディングに挫折するのは、定着するまで続けないから
・フォトリーディングに挫折するのは、読み飛ばすことを怖がるから
・フォトリーディングに挫折するのは、仲間がいないから
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フォトリーディング集中講座in大阪 開催概要
日時:2016年11月12日(土)、13日(日)午前10時から午後7時まで
会場:JR新大阪駅より徒歩7分
(詳細はお申込みの方にのみご連絡させていただきます)
受講料 : 108,000円
フォトリーディング集中講座申し込みURL
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=83412&m=175424&v=605045c7
※再受講については新規受付終了後、勝間コミュニティにて優先申込の告知をいたします。
(応募多数の場合は抽選)
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helpdesk@katsumaweb.com
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