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フォトリーディングって何?速読の勧め その1 速読は本当に可能なのでしょうか?

登録日:2016/10/08

お世話になります。勝間和代コンテンツ事務局です。
先日より11月12日、13日に行われるフォトリーディング集中講座のご案内をさせていただいておりますが、「イマイチフォトリーディングってわからない」という方もたくさんいらっしゃると思いますので、本日より1週間にわたって、過去のサポートメールのバックナンバーを配信して、フォトリーディングについてご紹介したいと思います。

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速読の勧め その1 速読は本当に可能なのでしょうか?
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今週は速読について、みなさんといっしょに復習していきたいと思います。まず、速読ですが、本当に可能なのでしょうか?

結論から言うと、速読は可能です。なぜなら、速読は体幹で覚えるスキルだからです。そして、それには型があるからです。

例えば水泳を思い出してください。2キロを30分ちょっとで泳ぐ人もいれば、60分でなんとか泳ぎ切る人もいれば、50メーターでぶくぶくと溺れそうになってしまう人もいます。

では、この2キロを30分で泳ぐ人と、50メーターでぶくぶくと溺れそうになる人、何が違うのでしょうか?

それは「型」が身についているかと言うことと、型を使い切るための「訓練」をどれほど行っているか、ということになります。

2キロを30分で泳ぐ人にとっては、まず、浮いていることが苦になりません。呼吸も苦になりません。まるで、道を歩くかのように水泳をすることができるわけです。それは、しっかりとした体幹があり、腕の型があり、足の型があり、呼吸があり、そしてそれらが無意識の中でちゃんと連動をしているのです。

一方、ぶくぶく溺れる人たち(そして、それがほとんどの人たちです)は、なんとか25メートルだったら無理やり、半分無呼吸状態で泳げますが、50メートルになるともう、限界です。手も足も動かなくなってきて、立ってしまいます。それはなぜかというと、型がしっかりしていないから、一所懸命、手も足も動かしていても、体が半分立っているから進まないし、手や足を動かしてもうまく水に乗れないので水流を作れないし、泳げる人の何倍もの体力を使っていて、しかも、前に進まないからなのです。

実は、読書もまったく同じです。クロールや平泳ぎという型があるように、素早く泳ぐための型、例えば「フォトリーディング」という速読方法があります。これは、どうやって全体像をさっととらえるのか、その中で質問文やトリガーワードと言った形で適切な引っかかりをどこに作るのか、さらには目の動かし方から手の動かし方まで、型があります。その型を繰り返し、繰り返し、行うことで、大量の文字の海も、さくさくと疲れずに泳げるようになるのです。

一度、「がっちりアカデミー」という番組で、速読を実演したことがあります。金子さんというほかの出演者さんの本をざっとフォトリーして、その内容を質問に応じて答える、というものでした。

薄い本で、文字が大きかったこともあり、ざっと2分半ほど読んだら、ほぼ内容は理解できました。いっしょに実演した坂口さんという別の専門家もやはり、3分半ほどでほぼ理解していました。一方、司会の加藤さんは、同じ分数で、最初の10ページくらいしか読めませんでした。

これは本当に、水泳の熟練者と、初心者の違いとまったく同じだと思います。例えば、水泳ではうまい人はひとかきでザーーーっと前に進みます。速読の熟達者も、一目でざーーーっと何行も一度に読めるのです。場合によっては、1ページ、全部読めます。

それはなぜかというと、どこに力を入れればいい、というポイントを理解しているからなのです。泳げる人にとっては、なぜ泳げない時代があったのか、不思議に思うようになりますが、それとまったく同じことです。適切なコーチングを受けて、繰り返し、繰り返し、無意識のレベルでそれができるようになれば、速読は水泳と同じで、必ず可能なのです。

問題は、水泳を本だけで覚えようとしても難しく、結局はプールでコーチに付くのが早いように、速読も本だけではなく、実際にコーチに実演してもらい、自分でもやってみて、それでまた指導してもらう、という繰り返しがないと、なかなか身につきにくいことなのです。

水泳ができるようになった人は、週に数時間の水泳を最低でも3ヶ月から6ヶ月繰り返しています。それでは果たして、速読は水泳よりも早い時間でできるようになるのでしょうか? いいえ、決してできるようにはなりません。これも、訓練、訓練、また訓練、なのです。

勝間塾の開始当初、私は月に2-3冊の課題図書を出した時に、読み切れない、という声が多かったときに実は驚きました。私はもう、1日数冊読む生活に慣れきってしまっていて、1ヶ月で数冊が読めないと言うことは想像もできていなかったのです。

しかし、フォトリーディングの教室にいくなど、さまざまな形でスキルとしての速読を身につけた人にとっては、逆に本代が嵩んでしょうがないくらい、本が読めるようになってしまいます。

そうなりたい人にとって、どうやったらそうなれるのか、明日からもう少し、具体的に考えていきましょう。

■今日のまとめ
・速読は体感で覚えるスキルであり、水泳と同じく個人差が著しいが、必ず習得が可能
・水泳の達人はわずかな力で効率よく、前に自分を進めることができる。読書の達人も、わずかな時間で効率よく、情報を得ることができるようになる
・速読を身につけるためには、適切なコーチングと、十分な時間の訓練が必要
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フォトリーディング集中講座in大阪 開催概要

日時:2016年11月12日(土)、13日(日)午前10時から午後7時まで
会場:JR新大阪駅より徒歩7分
(詳細はお申込みの方にのみご連絡させていただきます)
受講料 : 108,000円

フォトリーディング集中講座申し込みURL
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=83306&m=175424&v=20413b0b

※再受講については新規受付終了後、勝間コミュニティにて優先申込の告知をいたします。
(応募多数の場合は抽選)

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勝間和代コンテンツ事務局
helpdesk@katsumaweb.com
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