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バイクに屋根をつけた盲点

登録日:2015/06/04

6月4日 木曜日

こんにちは、勝間和代です。

年間3分の1くらい雨が降っていると言うことに気づいて、バイクに屋根をつけたのは先々月です。

で、で、屋根つけたら、たしかーーーーに、雨の日に快適になりました。うれしい。

で、で、つけてみて気づいた盲点が。それはなにかというと

「晴れの日にちょっとだけ(?)、じゃま」

でした。

ほんとうは、晴れている日に外して、雨の日だけにつけられればいいのですが、そんなことはいちいちできないので、原則、つきっぱなしです。

で、屋根に頭をぶつけないように乗るのに気を遣わないと行けないとか、あと、やはり特に上の視界が屋根でさえ切られるので開放感がなくなるとかがあって、晴れている日に使いにくい。

というわけで、

・屋根付き125cc
・屋根なし250cc

の二択だと、晴れている日は

・屋根なし250cc

を選ぶことが多くなりました(笑)。

まぁ、これまで、250ccは比較的長距離しか使っていなかったので、ちょい乗りに使うようになって、バランスがとれるようになりましたが、それはそれで、ちょっとした問題が。

例えば、内閣府の駐輪場だと、250ccが微妙に長くて、ちょっと斜めにしないと、入り切りません。まぁ、メインが自転車の場所なんで、しかたないですが。

ほかにも、会社のそばに借りている駐輪場は、けっこう入り口も、置くところも狭いので、250ccはバイクが長いので、バイクを出すときに切り返しの回数が増えて、大変です。

あちらを立てればこちらが立たず、なかなか難しいです。

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速読再入門その4 〜 「俯瞰」することの役割

5月8日 木曜日

4日目です。まず、3日目の訂正から。

識字障害は「ディスレクシア」でした。リフレクシアは学習障害です。頭の中で名詞を混同していました。コミュで指摘がありました。申し訳ないです。
(それくらい、人間の認知はあいまいだということで(苦笑))

4日目ですが、速読においてなぜ
−ページ全体を見る
−ミカンをイメージする
ような形で、一歩、俯瞰する必要があるのかを説明します。

NLP(神経言語プログラミング)などではこれを

−アソシエイト
−デソシエイト

などと呼びますが、要は、自分の視点が自分なって、何かに没頭している、すなわち、本の中に入り込んでいる状態を

−アソシエイト(主観的な状態)

であり、本を読んでいる自分を認知できる状態を

−デソシエイト(客観的な状態)

となります。私たちはアソシエイトの状態を作るのは得意ですが(笑)、デソシエイトを作るためにはちょっと意図的に、それをやらないといけません。しかしよく、

「相手の立場になってものを話したり、書いたりする」

ということをよく言いますが、それはまさしく

「デソシエイト」

の状態であると言い換えることもできます。これまでの経験にうまくタップして、かつ、著者が言っていることを素早くうまくとらえるためには、あまり

「文章の中の文字の中の文字の意味」

みたいなところにどんどんと入り込むのではなく、自分を客観視して、まるで自分も本のコンテンツの一部のように、全体を俯瞰することが本の読書スピードを高めるのに効果的です。

私たちが認知能力を高め、イメージしたものをさくさくと取り込むためには、意図的にデソシエイトを作ること必要なのです。それは、スポーツを行うときに、もう一人の自分がコーチをして、どのように体を動かすのか、周りの様子がどうなっていて、どうプレイするのか効果的なのか教えるように、

−本を読んでいる自分

に対して

−本の内容を理解している自分

をもう一人作り上げて、そこで著者と、本を読んでいる自分が対話をしているような姿をイメージしていきます。このことで、私たちの

−いま本を読んでいる意味(現在)
−本を読んでいる意味から、これまでの経験や知識に基づいての解釈(過去)

が本を読んでいる自分だけの視点の時よりは、速くひも付けが可能になるのです。

フォトリーの中で、ミカン学習法という、常に自分の後ろ30センチくらいのところにミカンをイメージしながら本を読みましょう、というのは、ある意味、そういったデソシエイトのテクニックの一つです。

ミカン学習法が、チャクラを開いたときの状態や、アルファ脳波になったときの状態に非常に近いなぁ、と思ってフォトリーを習ったときにインストラクターに質問したところ、やはりほとんど同じと言うことでした。

すなわち、本を読んでいる自分だけに特化するのではなく、デソシエイトという言い方でも、メタ認知という言い方でもかまわないのですが、いずれにしても、一度

「本を読んでいる自分」

を本の文脈や、著者との関係や、本を読んでいる目的の中から客観視して把握をし、ページの中で必要な部分を見つけたら、そこから再び

「アソシエイト」

して本に入り込み、また、デソシエイトして戻る、というようなメリハリができると、ものすごく本を読むのが速くなります。

4日目の課題は

「あなたは、速読の時になぜ、ページ全体を眺めたり、本を読んでいる自分を想像する必要があるのか、理解していましたか? そして、これまで実践してきましたか? これからやろうと思いますか」

です。

「文字を読む」という行為に没頭せず、その意味をもっと楽しみながら、まるで漫画を読むように本を読む、ということを考えるだけでも、本を読むのはずっと速くなると思いますよ。

以前、フォトリーの開発者であるポール・シーリィの英語の本(未邦訳)で、本を速く読むのに

「顔に笑みを浮かべるだけで3倍速くなる」

というのがあって、そのときは意味がわからなかったのですが、それだけでリラックスして、自分を客体視できるので、ミカン学習法のもう少し簡易版なのかなぁ、と今は思っています。

デソシエイトはプレゼン時やピークパフォーマンス出動時にも有用なテクニックですので、ぜひ、意識してみてください。

---ここまで---

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