登録日:2015/04/04
4月4日 土曜日
こんにちは、勝間和代です。
紙の書籍の売り上げが落ち続けています。最近、ショックだったのは
「一番近所のコンビニの雑誌・書籍売り場の面積が半分になった」
ことです。で、残り半分にはアイスクリームケースが移動されてきました。
コンビニは限られた面積で売り上げを競うわけですから、より、坪単位あたりの売り上げやもうけが高い方に動くのはしかたないのですが、それでも
・紙の本の売り上げが下がっている
・紙の本の集客効果が下がっている
ということだと思います。
だからといって、自分も確かに、紙の本、単行本はまだ買いますが、雑誌は減っています。なぜかというと、至極単純で
「スマホやタブレットがその役割を果たしているから」
です。ノートパソコンはさすがに持ち歩きや出すのが面倒でしたが、スマホやタブレット簡単です。
しかも、よくある勘違いが
「電子書籍を読んでいる」
なのですが、違います。これまで、紙の本を読んでいた時間帯
「facebookを読んでいる」
あるいは
「アプリで遊んでいる」
のどちらかです。そう、この2つの特徴は
「インタラクティブであること」
です。インタラクティブ性のあるメディアとないメディア、ないメディアはちょっとやそっとでは、あるメディアにかないません。
紙の本を書いてきた著者として、ほんとうに、難しい時代になったと思います。
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ブックレビュー 科学がつきとめた「運のいい人」 〜 その4 運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす
11月14日 木曜日
今日は第3章、運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす、です。
よく私は、運は98%は人が運んでくれて、自分の努力は2%と思っていますが、まさしく、運のいい人は他者との共生がうまいと思っています。
以前、「利他学」でもこの点は読解しましたが、例えば、筆者が例に挙げているのは
−混んでいる電車で、自分の前の席が空いたときに、自分以外にすわるべきお年寄りや妊婦さんがいないか確認するクセ
−雨の日に人に傘のしずくがかからないように気を使うクセ
などがあるかどうか、問いかけています。息を吸って吐くように、利他性が身についているかどうか、という問いかけです。
なぜそうかということを、筆者は生物学から読み解いています。ネアンデルタール人がクロマニョン人に負けてしまったのも、利他性の大小ではないかと。実際、サルになくて人間にあるものは「利他性」のようです。
生き残りのためには、群れのみんなが互いに支え合って、いいところをつなげないといけません。それは社会性とも言われます。
ただし、利他性を発揮するためには、思いやりの資源として、社会で自分が勝つことも重要だし、さらに、勝ち続けるためには「過剰適応」してはいけないと解きます。この点はおもしろいですよね、もうからない会社は社会貢献どころではありませんが、社会貢献をするためにはもうけ続けること、しかも、過剰適応しないこと、というのです。
過剰適応の例として、クロサイをあげています。もともとクロサイは最強のほ乳類の1つで、凶暴で、攻撃的、巨体だけれどもスピードも早く、高い戦闘能力を持っていました。そして、その高い戦闘能力がゆえに生存能力が高く、妊娠中の母体や子どもをねらわれないために、あえて少子化戦略をこれまでとって過剰適応してきたのです。
しかし、人間の登場で、クロサイが勝てない相手ができてしまって、少子化戦略を採ってきたクロサイは群れを作らかったため、絶滅危惧種にまで追いやられてしまいました。驚きです。
つまり、人に対して思いやりを持つためには、自分も社会適応が必要だけれども、これを過剰適応ではなく、「好適」くらいに納めておくということであり、また、勝つときにも、1人がちではなく、みんなとバランスよく勝ちを分け合って共存することが必要です。
運のいい人はまた、品のある行動をします。品のある行動とは、ドアの開け閉めをていねいに行うとか、お店でお金を支払うときにもていねいに払うとか、そういうことです。それはなぜかというと、ゲームの理論でいう「しっぺ返し戦略」(これは私も大好きです)をあげていて、短期的な勝ちよりは、長期的な共存がより大きな勝ちにつながることから説明をしています。
また、私たちの脳は他人を蹴落とすよりは、ライバルとともに共生し、成長する方が高いパフォーマンスを得られるという研究も紹介されています。自分だけの成長ではなく、他人、それもライバルの成長を願うことが鍵になるのです。
次に、利他行動がなぜ、運が良くなるかと言うことについて、脳のしくみから説明してくれています。まず、利他行動を取ると、脳の報酬系が刺激をうけます。そのことで、ナチュラルキラー細胞のような免疫の活性化が起きます。このほめられるとうれしいということですが、他人からだけではなく、自分の自分の行動を見ていますから、自分でほめることで、報酬になるのです。
さらに、「配慮範囲」と呼んでいますが、自分のことだけではなく、どれだけ他人のこと、家族や友人だけではなく会社の人や、よくいくお店の人、同じ国の人、世界中の人、どこまでも、その人たちの将来を配慮できるかどうかが、運を良くする鍵になります。
運のいい人は、他人をよくほめますが、そのほめ方のコツも紹介されています。それは、以下の3つだそうです。
−正しくほめること。相手の報酬系を刺激するような、適切なほめ方をする
−表面的な軽いほめ方ではなく、相手の本質をほめること
−欠点には寛容になってほめること
人をほめるためには、自分が安定していないといけませんが、そのためには自分の「不安」と上手につき合う必要があります。不安の対処方法として、以下の4つを上げています。
−セロトニンの分泌量が増えるような、早寝早起きの生活習慣をする
−不安は生理現象と割り切る
−不安の取り方を変えてみる
−不安を箱にしまってしまう
この章の締めくくりとして、運のいい人は人を助けますが、人を助けるときに相手に対して感謝の気持ちを持ちます。え、ふつう、助けられた方が持つのではないの、と思いますが、よい行動を取らせてもらえる機会に感謝をするわけです。ただし、その時に、相手の感謝も気持ちよく受けとることが大事です。
4日目の課題は
「あなたがもっている、共生の習慣を紹介してください」
です。
私はやたらと本を読んでいますが、その中でおもしろい本や、おもしろいキーアイデアはメルマガなどで人に言いふらすことにしています(笑)。共生の1つかもしれませんね。
過剰適応せずに、しっかり自分が行きながら、不安と共存しながらも、しっかりと他人をほめ、感謝し、そして、他人を助ける機会をありがたく思う、心がけたいものです。
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科学がつきとめた「運のいい人」 中野 信子 (著)
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---ここまで---
いかがでしたか?
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勝間塾生のリレーコラムをお届けします!
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みなさま、おはようございます。
昨年10月8日から掲載の塾生コラム、意外にも反響が大きく、
「コラムを読んで入塾しました」という方をかなりお見受けするようになりました。
今後も塾生コラムで勝間塾のエッセンスをお届けするとともに、まえがきでも、少しずつ
勝間塾の魅力をお伝えします。お楽しみに。
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=64578&m=175424&v=de8dde42
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2015年4月月例会のテーマは「起業・ビジネスモデル」です。
そのテーマに因んで、今月は、起業をテーマにした塾生コラムをお届けします。
勝間塾では、月例会の他に夏期講習、冬期講習、キャリアデザイン講座など、集中的に学習するセミナーがあります。リモート受講も可能ですが、地方に住んでいる人でも、東京に行って直接セミナーを受講する人もいます。
現場に行って臨場感を味わい、同じ受講生同士仲間ができるメリットがあるからですね。
そんなセミナーをきっかけにして、人生を切り開いていく方もいらっしゃいます。
---リレーコラム本文---
「始まりは運命的でした」
(愛知県在住 30代 男性 nasa)
私が勝間塾に入塾したのは、2013年の1月でした。
2012年の年末に 勤め先の会社で5年後、10年後になりたい自分が描けず
色々悩んだ結果、会社を辞めて何か事業をやりたい。
本当に漠然と思いたった直後でした。
漠然過ぎて、どこで何をするか。まったく白紙の状態でした。
そんな時、たまたま何かの偶然で目にしたのが「勝間塾冬季合宿」でした。
なぜ目に留まったかと言うとずばりテーマが「起業」
なんたる偶然!!
リモートでも参加できましたが、これは新幹線に乗ってでも現場に行くべきだ。
きっと「お金で買えない価値がある。」そう直感し、合宿に参加することを決めました。
「セレンディピティ」そんな言葉が頭に浮かんでいました。
勝間先生の事は「お金は銀行に預けるな」を読んだことがあったので前から知っていましたが、私は「かつまー」ではなく、先生の著書もその一冊しか読んだことがありませんでした。そこで予習として合宿にむけて勝間先生の本を4,5冊買い集めて読破し、合宿に参加しました。(著書 非常に勉強になりました。)
参加してみると
誰一人知らない所に1人で乗り込みましたが、話しやすい方々ばかりで、
また個性豊かな人々が多く、学習欲と好奇心にあふれた方々がたくさんいらしておりました。「豊かな学びと良い仲間たちに恵まれた環境」そんな場所でした。
そして何と言っても驚いたのは「勝間先生との距離が近い」ことです。
他の方のセミナーや講演会に参加してもこんなに皆とコミュニケーションをとってくれて、距離が近くみんなと全く同じ目線で一人一人の質問にも真摯に答えてくれる方は
なかなかいらっしゃらないと思います。
ゴルフなどのイベントにも普通に塾生に交じって参加してくれます。
「会いに行ける有名人、会いに行ける凄い人」みたいな感じです。(笑)
さて、その肝心の合宿ですが
詳しい内容は割愛しますが、特に有益だったのは10年後までの自分(未来)を描いたものです。その設計図は今でも大切にしながら軌道修正をしながら初心を思い出して見返しております。
また、すでに起業された方々がご自分のエピソードをお話ししてくださり、
自分が起業するイメージを描かせてくれる合宿でした。
合宿参加を機に入塾が確定です。
その後、会社勤めをしばらく続け
色々と悩んだ結果、合宿での学びを基に
2013年7月に会社を辞め、9月に起業をしました。
楽な道ではありませんが、孤軍奮闘しております。
ちなみに塾生は既に起業している方や起業を目指している方ばかりではなく、
起業を強要されているわけでもありません。
「豊かな学びと良い仲間たちに恵まれた環境」でご自分を磨いていただく。
それが今のお仕事に活かせればいいと思います。
私は今、名古屋に住んでおり、主にリモートで月例会を受講しながら
東海オフ会(素晴らしい仲間と2か月に1回集まって学んでおります。)に参加しております。全国各地にコミュニティーが広まっていますし、
ネット環境さえあれば外国からでも参加可能です。ぜひどうぞ!!
この文章を読まれて興味を持たれた方が1人でもいらして、
その方の人生が良い方向に向かわれる事を祈って文末を迎えさせていただきます。
---ここまで---
いかがでしたでしょうか。
勝間塾では、勝間和代が講師を務め専門家などもお招きする月例会や毎月の課題などを通して、みなさんの仕事のスキルアップ、起業や出版、やりたい気持ちの維持をサポート。
男女比は半々でオフ会や合宿も盛んですので、一緒に学びたい仲間に出会うことができます
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