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マウスは有線と無線だと、やはり、無線の方がいい!!

登録日:2014/12/05

12月5日 金曜日

こんにちは、勝間和代です。

先日紹介したエルゴノミクスマウス、無線だと定期的に電池を替えないといけないので、面倒なので、有線も買って付け替えてみました。

そ、そうしたら、

「えーーーーー、線があるだけで、こんなに煩わしいの」

ということで、有線を断念しました。

もちろん、ふつうのマウスの形状なら、あそこまで煩わしくないと思いますが、なぜか、手に持って動かすと、線が見えるとすごい威圧感と、そこに操作しにくい感じがありました。

なのて、撤退して無線に戻そうと思います。

私は人間のちょっとしたこの空間感覚や、じゃまになる感覚、本当におもしろいと思うのですが、とにかく、すべてが「五感」のフルミックスから快か、不快かが、決定するとまた、おもしろいですよね。

自転車でも、ほんのちょっとした違いで気持ちよかったり、悪かったりするのですが、そういうことかと思います。

ああ、そういう意味では、私、服を買うの、苦手なんです。理由は単純で

「着心地が良くないと、いやになってしまうから」

です。

で、いつも同じ格好をしていて、のび太君のようになっていて、メディアを見るみなさんに笑われていますが、私だって、もっとファッショナブルになりたいんですよーーー、でも、着心地とか、着ているときの動きやすさを最優先すると、あんな感じになっちゃうんです。

ちなみに、ファッショナブルな格好をしているときには、専門のスタイリストさんが付いていて、ほんの短時間着ているときだけです(笑)。

触感の不思議や、アイコンタクトといわれる、視覚で距離を測る能力などは、もう少し勉強してみたいなぁ、と思います。

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積み上げの価値〜その5 過去の成功体験を捨てる勇気

11月23日 金曜日

さて、ロングセラーにしたいとは言っても、難しいのが、成功体験とのバランスです。

多くの「一発屋さん」が失敗するのは、そのときの成功体験が強すぎて、そこにこだわってしまう、ということです。

これは、昨日お話しした、

ゴルフがたまたま、変なフォームでもナイスショットしてしまって、その変なフォームのまま固まって、スコアが上がらなくなってしまった人

に似ていると思います。

では、成功体験を捨てるにはどうしたらいいのか。やはりこれは

「過去の自慢話をしない」
「自分を客観視する」
「新しいことを学び続ける」

の繰り返しだと思います。

とにかく私、過去の話をたくさんする人、苦手です。しかも多くの場合、そういった過去の話は、だいたい「盛られ」ています。本人の中で、より大きくなっていってしまうんです。

とにかく、過去がなんでも、今は今です。だから、今を見つめて、そこから、さて、次にどうするか、ということを検討しないといけないわけです。

また、客観視、だいたい、全ての人は「自己欺瞞」のクセがありますから、実物より、だいたい自分の方がいいと思っています。しかし、これも程度問題で、まぁ、許される範囲の自己欺瞞と、これはちょっと自己愛性人格障害ではないかというレベルの自己欺瞞では、わけがちがうわけです。

そして、とにかく、新しいことを学び続けること。そうすれば、過去の体験にしがみつく必要もなく、新しいInputやOutputで忙しくなってしまいます。

過去の成功体験にしがみつくとはどういうことか。結局、その人にとって、そのことが一番だ、ということになるから、しがみつくのです。

例えば、すっかり忘れていましたが、私は、小学校の時に、こんなことがありました。

−小学校3年生の時に、宿題で描いた環境保護のポスターが学校代表に選ばれた
−小学校5年生の時に、葛飾区の珠算大会の「応用計算の部」で3等賞をもらった

さて、このことを私が43歳になったいまでも、対面で誰かに真顔で口に出して自慢したら、どう思いますか? 痛いですよねーーー。でも、もし、この2つが人生で最初で最後の表彰だったら、どうしますか。

きっと私は

「私は絵が上手で、なぜなら・・・」
「私はそろばんが上手で、なぜなら・・・」

となっていたはずです。

すなわち、積み上げる、とは、新しい成功体験を積み上げることで、古い成功体験にしがみつかなくてよくなる、ということです。

ちなみに、最近の私の成功体験(笑)。

今朝、水泳のコーチから

「勝間さんはうまくなっている自覚ないと思いますし、ぜんぜんまだまだだと思っているでしょうが、実は、僕、勝間さんに教える時間楽しいんですよ。

というのは、大人になって、こんなにまじめに僕のいうこと、淡々とやってくれて、週ごとに目に見えて上達する人、ほんと、大人だとめずらしいですから。

この前までできなかった、ビート板でバタ足して息継ぎしながら25メートル立たない、というの、できるようになっていますよね?」

と言われて、ちょっとじーーーーーん、ときちゃいました。

そう、小学校の頃を懐かしむ暇があったら、コツコツ、コツコツ、今を努力した方が、よほど次の成功体験が積み上がって、楽しいわけです。

これは、自分を上げるときに人を落とすのか、自分を精進するのか、という関係に似ていると思います。自分を上げるときに、過去にへばりつくのか、将来に努力するのか、の差です。

成功体験で大事なことは過去を懐かしむことではなく、毎日の未来の成功体験を積み重ねることではないかと、つくづく思います。


---ここまで---

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