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移動時間を考えるときに、合わせて考える必要があること

登録日:2014/08/10

8月10日 日曜日

こんにちは、勝間和代です。

会社勤めでなくなってから、やたらと、いろいろなところにいろいろな手段で移動することが増えました。

そこでいつも考えるのが

「どの方法が一番最適な交通手段か」

ということなのですが、その時間を考える際に、いくつか気づきがありました。

例えば、地下鉄・バス・JR系については

「単純な乗っている時間や駅数だけでは最適化は難しい」

ということです。いっしょに考えるべき特に重要な要素が

「その乗り物の到着頻度」

になります。同じ新幹線でも、東海が圧倒的に使いやすく、上越や東北が使いにくいのは、その到着頻度が10分おきなのか、30分おきなのかで結局、

「A地点からB地点に行くときに、どれだけ、電車の乗り継ぎや待ち時間を含めた『平均的な』時間がかかるか」ということが変わってくるためです。

ですから、同じ1時間半でも、東京から名古屋の方が、東京から仙台より、平均到着時間が近くなります。

これと同じ話で、結局都内の電車は、到着頻度でわけると

Aクラス(2-3分おき) 山手線、銀座線
Bクラス(4-5分おき) 日比谷線、千代田線、丸ノ内線、浅草線、中央線
Cクラス(それ以上) 南北線、有楽町線、新宿線、大江戸線、三田線、都バス

みたいな区分が自然にできて、結局、主要な地下鉄を使った方が、一見駅数が1-2個多くても、早かったりします。特に、ABクラスの電車は古くからあるため、駅の改札も比較的便利な場所にあるため、そこまでいく時間も短いのです。

車で移動するときも、同じ事で、車の場合に圧倒的に響くのは、ナビに入れると自動で出てくる

「到着場所までの距離」

ではなく、その距離を移動するときのその車の

「平均時速」

になります。同じように分けると

Aクラス(平均時速80〜100キロ) 高速道路
Bクラス(平均時速60キロ、信号待ち合わせると40キロくらい) 幹線道路
Cクラス(平均時速40キロ、信号待ち合わせると20キロくらい) より細い一般道

ということになり、できる限り、同じ距離ならAクラス道路を使うし、逆にCクラス道路の3倍長くても、Aクラス道路の時間を増やした方が時間的には有利、ということになります。

まぁ、要は、移動時間をベクトルで考えて、スカラーにとらわれない、ということになるのでしょうが、何がすごいかというと、このへんの計算も全部、Google Mapの経路案内はやってくれるので、その正確さにびっくりします。

ただ、問題は、Aクラス電車は混んでいるし、Aクラス道路は有料だと言うことくらいです。まぁ、その辺は経済原則ですね。

はい、

「勝間和代は当たり前のことをさも、目から鱗が落ちたように偉そうに語る」

と言われているのはよくわかっていますが、でも、ここまで概念整理するまで、けっこう時間かかったので、共有したいと思います。

またいろいろ考えたら、しつこく、メルマガで流しますね。


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