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頭を使うと、ダイエットになるか

登録日:2014/08/04

8月4日 月曜日

こんにちは、勝間和代です。

夏休みになって、ふだんより仕事に隙間ができたので、「一人で雀荘デビュー」というのをしてみました。いつまでもオンラインで打っていても、なかなか上達しないので。

はじめてお世話になったのが、社会人競技麻雀リーグでご一緒させていただいている、最高位戦の坂井プロの渋谷のお店と、あと、最近できた、競技ルールでプレイできる最高位戦の浜崎プロの小川町のお店です。

そして、何時間かやっていて、気づいたのが、毎回

「頭痛」

がしてくることです。これは調べたら、「緊張性の頭痛」と言うことで、私のように、やや緊張感が常に強い人が長時間ストレスにさらされると、脳の血流が悪くなってきて、頭痛につながるのだとか。

参考
痛みの治療を知ろう:医療法人緩和会 横浜クリニック -
「頭がしめつけられる緊張型頭痛」
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=56275&m=172192&v=87de8eba

で、なんか、この手の頭痛があると、毎回やせているような気がしたので、ひょっとして頭に血流がいく分、やせるのでは、と仮説を立てて調べてみました。そうしたら、同じような疑問をもって、専門家に尋ねた記事を発見しました。

結論から言うと、

「頭を使っても、ダイエットには関係ない」

そうです(笑)。

参考
専門家に聞いた! 「頭を使うとダイエットになる」ってホント!? | 「マイナビウーマン」
http://krs.bz/katsumaweb/c?c=56276&m=172192&v=75896342

脳自体は、いつでもマックスにカロリーを使っているので、今更増えないとか。ただ、頭を使い続けると、おなかがすいても気にならないので、食欲抑制にはつながるそうです。

ああ、確かに、打ち終わったときに妙におなかがすいていることがありますが(途中では気づかない)、空腹の時間が気にならない、という効用はあるみたいです。

もう少し上達したら、緊張しなくなって、頭痛がなくなるとは思いますが、そうしたらそのうち、空腹も感じるようになるのかもしれません。

浜崎プロの小川町のお店は完全禁煙・ノーレート・競技ルールという形で、プロの方もどんどん練習にいらっしゃるところです。私の会社からも近いので、仕事の合間にちょこっと抜け出して、練習しようかと思います。

おっといけない、このメルマガ、弊社の社員たちもチェックするんだった。まぁ、いいか。


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---サポメ本文---

非言語(ノンバーバル)コミュニケーション 〜 その4 沈黙と触れ合い

2月6日 木曜日

今日はまず、第6章の「沈黙」を扱います。私たちは、「沈黙」も言葉に付随したり、独立してコミュニケーションを表していると言うことは漠然とは気づいていましたが、これほどまでに重要だとは思っていなかったかもしれません。

なにかお願いをして、相手が沈黙しているときには、多くの場合は「NO」を意味しますよね? さらに、言葉と言葉の間に間をいれることで、私たちは周辺言語として、相手により多くの意味を伝えます。コメディアンが人を笑わせることができるのは「間」の取り方が絶妙だからです。

また、アメリカの士官学校では「ザ・サイレンス」という残酷な私刑があります。これは、同級生に対して、「沈黙」を続けることで、コミュケーションを一切拒否する、という手法です。学校当局はこの刑を禁止していますが、止めることはできませんでした。

競技で負けたときにも、負けた側はだいたい寡黙になります。敗北が沈黙をもたらすのです。また、激しい怒りの時や、恐怖の時なども、私たちは沈黙します。

さらに、私たちは「集中したいとき」「心の安らぎがほしいとき」なども、静寂な空間を好みます。そして、この沈黙の取り扱いも、また民族ごとにより沈黙を保つ民族と、そうでない民族がいるそうです。

以前、プレゼンテーションの指導を受けたときに、やはり、「いかに間が大切か」ということをずいぶんとトレーナーから指導されました。こちらが何か言ったあと、相手がそれを飲み込んで、心の中で反復する間を必ず待ちましょう、というのです。言語と同じくらい、「間」を大事にするように、といわれました。

うまく人と話ができない人は、この間の取り方が、多すぎたり、少なすぎたりする人が多いのです。

第7章は触れ合いの諸相、です。冒頭に、触れ合いについて、こういった接触に関するコミュニケーションを学んだことがない人は、挨拶、敵対、セックスの3つくらいしか知らないと筆者は指摘します。しかし、本当はもっともっと多様なのです。

冒頭に、0歳児の赤ちゃんが病気にかかった場合、母親やボランティアなど、とにかく、肌と肌の接触がないと、どんどん衰弱してしまう事例が詳しく語られています。私たちは、身体的な接触で「会話」をしていると言っても過言ではないのです。実際、赤ちゃんは母親など抱いている人の気持ちを察知することができます。

ただ残念ながら、こういった身体的な接触は、だんだんと成長をするにつれ、特に異性同士の身体的接触は性的な接触を思い起こすようになるため、だんだんと避けられるようになってきます。しかし、幼少時代から性的でない愛情を込めた抱擁が多いほど、情緒が安定していることはしっかりとわかっていることです。

私たちは「触ってもらうこと」に飢えているため、マッサージ師、美容師、ネイリスト、鍼灸師、エスティシャンなどのお世話になりたがるのだそうです。実際、病院でも、薬よりは、人による背中さすりなどのほうが治療効果が高いのだとか。

握手をする、心配ないからと肩をポンポンと叩かれる、別れ際にハグをするなど、すべて、身体的な接触によるコミュニケーションです。そして、軽く叩くことは親愛の情だけれども、相手をさすることは、多くの場合性的な意味合いがあると言うことを理解しています。

ちなみに、日本人はこの本の中では、接触が少ない民族として紹介されています。10歳くらいまでは親子は他の国よりよく接触するのに、そのあたりを境に、急にふれあわなくなると。確かにそうですね。

そして、7章の最後は「非接触的触れ合い」という概念で締めくくられています。接触しなくても、声音、顔つき、態度などで、相手を是認する雰囲気を私たちは出すことができますし、また、眉をひそめたり、そっぽを向いたりして、接触しなくても、相手を否定することができるわけです。

物理的な接触の有無にかかわらず、相手とどのように触れ合うかを、私たちは言葉以外でたくさん表していることになります。

4日目の課題は「あなたは非言語コミュニケーションの中での、沈黙、そして、接触の役割を理解してきましたか? 工夫して、上手に使ってきましたか?」です。

そういえば、「棒読み」になってしまうのは、そういった沈黙などの使い方が下手だからかもしれませんね。



---ここまで---

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