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主催企業aschool代表の岩田氏に改めて厳重に抗議するため、事実を開示します

登録日:2013/12/05

いつも勝間和代のコンテンツをご利用いただきましてありがとうございます。
さて、昨夜「2030年のために自分たちに今必要な授業」なる企画への出演辞退の経緯について報告させていただいたところ、このイベントの主催企業aschool代表の岩田なる人物より以下のような釈明がありました。

https://www.facebook.com/aschooljp/posts/618250878231503

この釈明文には重大な事実誤認だけでなく、意図的な誇張、事実の捻じ曲げがありますので改めて指摘させていただきます。

岩田氏はこの釈明文の中で次のように述べております。

---以下引用---
今回 勝間和代さまからご指摘頂き改めて確認したところ、そのプログラムご協力依頼のメール中で「有料プログラムである」という重要な点をお伝えすることが欠けておりました(プログラム詳細ページのURLを記載してはいましたが、メール文面からは抜けておりました)。そのため、勝間さまに無料イベントであるという誤解をさせてしまいました。
---引用ここまで---

11月20日に勝間が受信したこのイベントの出演依頼のメール本文のどこにも「プログラム詳細ページのURL」などは掲載されておりません。原文(個人情報を特定できる部分は伏字)を資料1として公開します。
この文面からこのイベントは高校生のボランティア企画と判断し、11月21日に出演を決定しました。
ところが、出演を決定してから8日後の11月29日、別の高校生(資料1中の伏字△△△△)より以下のような内容のメールが届きました。(詳細は資料2参照)

---以下引用---
お忙しいと思うのですが、可能な限りでいいのでtwitterなどで告知をしていただければ幸いです!
お手数ですが、もし宜しければ、このアドレスに一言メッセージをつけて発信頂けると幸いです。
http://p.tl/YpyG
---引用ここまで---

この時指定されたURL(現在はリンク切れ)がおそらく有料イベントと分かる内容になっていたというのが岩田氏の釈明のキーポイントだと思われます。
しかし、そもそもこのURLを弊社が知ったのは11月29日であり、出演を受諾した11月21日から8日後です。もちろん、出演の可否を判断した11月20日~21日の段階で、この情報はこちらに伝わっておりません。
岩田氏の主張は「この時URLを提示して、有料であることを示した」点を強調し、あたかも弊社にも確認に落ち度があったかのような言い方をしています。
しかし、11月29日のメールの要旨は「ソーシャルメディアにおいて宣伝に協力すること」であって、「無料だと誤解しているかもしれないが、実は有料」ということを積極的に知らせるものではありません。この点を針小棒大に解釈し、「プログラム詳細ページのURLを記載してはいましたが、メール文面からは抜けておりました」と表現することは、一部の事実を全体に誇張する極めて悪質な印象操作です。しかも、ソーシャルメディアにおいて宣伝に協力することも当初オファーいただいた条件(資料1)には一切ありませんでした。

本件に関して、aschool代表岩田氏に改めて厳重に抗議するとともに、ボランティアを装うために高校生を利用する極めて悪質な事案として皆様にも共有していただくようお知らせいたします。

株式会社監査と分析(勝間和代の事務所)
代表取締役 上念司

<資料1>
From: Coordinator Program
日付: 2013年11月20日 10:58
件名: お願い】○○高校二年 ○○○○と申します
To: 勝間の個人アドレス
Cc:高校生3名の個人アドレス


勝間和代様

突然失礼いたします。○○高校二年 ○○○○と申します。

今日は勝間さんにお願いがあってご連絡させていただきました。僕は今、社会人の方と一緒に、「2030年のために自分たちに今必要な授業」を高校生が考え、考えた授業を実際に自分たちで大人の方に提供して提案するというプログラムを冬休みに企画しています。お忙しいとは思いますが、その企画にゲストとして来て頂けないでしょうか?
というのも、僕はいま自分たちが受けている教育に不安を抱いているからです。解き方を教え、それを着実にこなすことをよしとする、機械をつくるような教育だと感じています。そんな教育を受けただけで社会にでてしまって大丈夫なのか、日本の未来は大丈夫なのか、とても不安です。
僕には日本の教育を変える力はまだありません。ですが、高校生なりに出来ることはあると思っています。色んな大人の人と話し、どういう教育が必要なのかを自分たちなりに考え、実際に授業を作って大人の人に受けてもらいたいと思っています。
プログラムは「高校生が提案!2030年に向けて私たちに今必要な授業」と題して、高校生を20-30人程集めて12月15、22、23日の3日間に渡って行います。
プログラムの内容は、
15日 未来の社会を想像する
22日 新しい授業を創り出す
23日 実際に授業を提供する
という流れになります。
是非勝間さんには、23日の発表(午後12~17時頃を予定)を見に来ていただき、僕たちの考えた授業へのご意見をいただきたいと思っています。ご検討頂けないでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。

○○○○、××××、△△△△(a.school高校生メンバー 一同)

<添付画像>


<資料2>
 From: Coordinator Program
日付: 2013年11月29日 18:41
件名: a.school △△△△(高2) です
To: (上念、勝間のアドレスおよび高校生3名の個人アドレス)


勝間和代様、上念司様

a.schoolで広報担当をしている高校2年の△△△△です。
12月23日にa.school主催の「高校生が提案!2030年に向けて私たちに今必要な授業」にゲストとしてお越し頂ける事となり、本当にありがとうございます!
現在、このプログラムについての告知を、高校生のみんなで走り回りながら声を張りながら活動している最中です。
けれど、高校生の声だけではまだまだ届かないところもあります。私達はもっと多くの学生に自分で未来を考え、創造し、変えられる場があるのだということを知ってもらいたいです!
そこで勝間さんにもお力を貸して頂きたくメール致しました。
勝間さんの一言で、私達がまだ出会えていない、共に未来を創造できる仲間に声が届くことが出来ると思ったからです。
お忙しいと思うのですが、可能な限りでいいのでtwitterなどで告知をしていただければ幸いです!
お手数ですが、もし宜しければ、このアドレスに一言メッセージをつけて発信頂けると幸いです。
http://p.tl/YpyG
23日は勝間さんとお会いして実際に授業を見ていただけることが楽しみで仕方ありません!
a.school一同、実りある1日に出来るよう頑張ります!
よろしくお願い致しまします!

a.school △△△△
 


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