登録日:2013/06/05
6月5日 水曜日
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なぜ、体重が増えているときほど、空腹感があるのか!!
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こんにちは、勝間和代です。
先日、「ヒトはなぜ太るのか?」という本の翻訳本をサポートメールの方でレビューしてきましたが、やはり、その中で一番衝撃的だったのは
「カロリー神話からの脱却」
です。私たちは、摂取カロリーが消費カロリーを上回る場合にのみ太る、ということで、それ自体は間違っていないのですが、問題は
-なぜ摂取カロリーが多くなるのか
-消費カロリーが少なくなるのか
というメカニズムの方だ、ということです。
例えば、私たちが大量の糖質を取ると、それはホルモンの関係で速やかに脂肪に変わります。そこまではみなさん、理解されていると思いますが、では、エネルギー不変の法則を考えたときに、
「摂った糖質」
は
-私たちのエネルギーとしてすぐに消費されるか
-脂肪として蓄えられるか
の2つのルートしかいきませんが、そう、糖質は脂肪になりがちだから、食べている量の割には
「体をうごかすエネルギーにならないから、お腹が空く」
のです。
言われてみると、例えばお肉などのタンパク質を取ると、ものすごくすぐに汗をかいて暑くなってくるし、なかなかお腹が空きませんが、ドーナツ3つとか食べても、いったいあのカロリーはどこに行ったんだと思うくらい、一瞬でお腹が空きます。
本の中で、インシュリンの調整機能を人為的に壊したマウスの実験が出てくるのですが、食べたいだけ食べさせると、このマウスはもちろん太るのですが、通常の食事を供給したマウスも、
-このマウスはほとんどうごかなくなることで同じように太る
というのが衝撃的でした。食べた餌が、どんどん脂肪になってしまうため、
-うごけなくなってしまう
のです。
より詳しいレビューはサポートメールの5月20日からのバックナンバーで読めますので、もしよかったら、無料体験もありますので、お試しください。
サポートメールURL
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